注目のスタートアップ

NFTによる地方創生を推進し「ふるさと納税NFT」などを手がける「あるやうむ」が資金調達

company

2024年5月21日、株式会社あるやうむは、資金調達を実施したことを発表しました。

調達額は、2023年11月に発表した前回資金調達と合わせて1.17億円となりました。

あるやうむは、「ふるさと納税 × クリエイター」「地域おこし協力隊DAO」を軸に、公共領域全体でNFT・DAOソリューションを提供しています。

「ふるさと納税 × クリエイター」では、クリエイターと共に地域の名産・名所・景観やゆるキャラなどの魅力を発掘し世の中に届けることで、応援される地域作りを支援しています。

2024年4月には、北海道滝川市と協力し、「VTuber」と「NFT」を組み合わせたふるさと納税返礼品『Mirea Sheltzs~滝川市ふるさと納税限定イラストNFT~』をリリースしています。

「地域おこし協力隊DAO」では、デジタル人材の地方移住支援を行い、地域コミュニティ(DAO)を形成することで、DIGITALとフィジカルを融合させた新たな地方創生モデルの創出を目指しています。


NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、ブロックチェーン技術を活用して、改竄されていないことや個人の所有権を証明するデジタル証明書のようなデータが記録されたデジタル資産のことです。

一般的なデジタルデータは複製や改竄が容易であり、そのため現実世界における物理的な価値はありません。しかし、NFTはそれぞれのデジタルデータの取引履歴を追跡し、改竄されていないことや所有権を証明することで、デジタルデータにも唯一無二の価値を持たせることができます。

これにより、NFTを用いることでデジタルデータの流通数を制限し、プレミアム価値をつけることや、一点物のデジタルアートの取引が可能になります。

あるやうむは、茨城県守谷市、北海道滝川市、北海道湧別町などの自治体と連携し、ふるさと納税においてNFTを活用する取り組みなどを通じ、地方創生に貢献することを目指しています。

地方創生など社会課題を解決するビジネスでは、自治体や他社との提携・協業が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、人脈を広げる方法や、商工会議所の活用方法など、販路拡大や提携先をみつけるためのノウハウを詳しく解説しています。

また、企業の成長のためには資金調達が重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ DAO NFT Web3 あるやうむ クリエイター ふるさと納税 ブロックチェーン 地域おこし協力隊DAO 地域活性化 地方 地方創生 地方自治体 株式会社 自治体 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

知育玩具サブスク「トイサブ!」運営の「トラーナ」が3.7億円調達
2022年4月21日、株式会社トラーナは、総額3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 トラーナは、乳幼児向けおもちゃ・知育玩具サブスクリプションサービス「トイサブ!」を運営していま…
ゼロコードAI製品を提供する「RUTILEA」が6億円調達
2023年11月16日、株式会社RUTILEAは、総額約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 RUTILEAは、ゼロコードAI製品を開発・提供しています。 AIの導入プロセスのうち、障壁とな…
暗号資産の金融機関として信頼性のあるサービスの提供を目指す「Next Finance Tech」が資金調達
2022年8月9日、株式会社Next Finance Techは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、独立系ベンチャーキャピタルのANRIです。 Next Finance Techは、ゴ…
ミドルマネジメント自動化クラウド「YARIKIRI」運営の「Betterbound」が8,000万円調達
2022年4月1日、株式会社Betterboundは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「YARIKIRI(ヤリキリ)」のβ版をリリースしたこともあわせて発表しました。…
宇宙産業における総合サービスを提供する「Space BD」が10.4億円調達
2021年12月1日、Space BD株式会社は、総額10億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 衛星打ち上げサービスや、国際宇宙ステーション(ISS)での実験サービス、宇宙機器調達…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集