【東京都】「多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業」ものづくり起業家による試作開発・ニーズ検証を伴走支援

subsidy

「多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業」のご案内です。

ものづくり分野での起業を促進するため、自ら製品を開発して事業を立ち上げようとしている起業者を対象に、プロダクトの販売に向けた試作開発・検証に向けた取り組みを最長2年間にわたって支援します。

支援の特徴

・開発計画に基づいて実施した試作開発・検証に係る費用を支援(1年目最大300万円、2年目最大1,000万円)
・先輩起業家や資金調達等の各分野に精通した専門家によるメンタリングを実施
・ユーザー意見の収集機会となるテストマーケティングを実施
・事業化に役立つ製造、資金調達、販売・実証等の連携先を紹介

対象となる開発範囲

プロトタイプ(原理試作)から一歩進み、販売に向けて機能・性能を限定しながら実際にプロダクト(全部または一部)を作成する工程を支援対象とします。

対象者

・プロダクト(ソフトウェアとハードウェアの融合等)を自ら開発し、それを活用した新規事業を立ち上げようとしていること
・都内で創業を具体的に計画している個人または中小企業者(創業5年未満)であること
・個人(個人事業主を含む)の方は、採択後、速やかに法人化のうえ、開発に取組めること
・申請時に申請者または代表者がTOKYO創業ステーションの会員登録(メンバー登録)済みであること
・プロダクトのプロトタイプ(原理試作)を作成済みであること など

事前エントリー締切

2024年7月10日(水)

申請書提出期間

2024年7月8日(月)~2024年7月16日(火)


かつて日本は、製造業を牽引する国として世界的に高い競争力を誇っていました。

しかしながら、バブル経済の崩壊、新興国企業の急成長、製品のコモディティ化による市場の変化などが影響し、製造業は厳しい時期を迎えました。

たとえば、製造業がGDPに占める割合は1989年時点で26.5%あったものが、2017年には20.8%にまで縮小しています。

しかしながら、現在でも製造業は国内の雇用の16.5%を支えており、日本の経済において中心的な産業といえる存在です。

そして現在はAIやロボットなどの先端技術が急速に発展しており、製造業ではこれら先端技術を取り入れることで新たな価値が生み出されています。

「多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業」は、こうした背景のもと、プロダクト(ソフトウェアとハードウェアの融合等)を自ら開発し、それを活用した新規事業を立ち上げようとする都内事業者・個人を支援するものです。

資金的な支援以外にも、専門家によるメンタリング、テストマーケティング、連携先紹介など、多岐にわたる支援が受けられるため、リソースの足りない事業者にとっては、心強い支援となるでしょう。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ スタートアップ ニーズ検証 ものづくり 伴走支援 助成金 多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業 東京都 補助金 製造業 試作開発 起業家 起業家育成 量産化
詳細はこちら

多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「IT導入補助金2023」デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)・デジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)
「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」(3次締切分)、「デジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)」(3次締切分)の公募が受付中です。 デジタル化基盤導…
「リアリゼイション」と「MainC」が業務提携 「IT導入補助金2023」対象ツール販売支援を開始
2023年3月28日、株式会社リアリゼイションは、株式会社MainCと業務提携し、「IT導入補助金2023」対象ツール販売の支援を開始したことを発表しました。 リアリゼイションは、補助金・助成金の情報…
創薬型の農薬スタートアップ「アグロデザイン・スタジオ」が1億円調達
2020年1月16日、株式会社アグロデザイン・スタジオは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 現在、“撒くと環境汚染が減り作物の成長がよくなる硝化抑制剤”、“特定の害虫を選択的に退治…
【東京都】「BCP実践促進助成金」
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「BCP実践促進助成金」について発表しました。 中小企業者等が、策定したBCPを実践するために必要となる基本的な物品・設備等の導入に要する経費の一部を助成すること…
【大賞300万円】都内中小企業が有する先端技術を活用したソリューションやコンテンツを表彰「Tokyo Social Innovation Tech Award 2025」【6/13締切】
東京都は、令和7年度先端技術を活用した社会課題解決促進事業「Tokyo Social Innovation Tech Award 2025」の募集を開始しました。 都内中小企業等が有するAI/XR/メ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集