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AI搭載店舗マーケティングSaaS「STOREPAD」を提供する「イクシアス」が5.1億円調達

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2024年4月30日、イクシアス株式会社は、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

イクシアスは、AI搭載店舗マーケティングSaaS「STOREPAD」を提供しています。

多様化する集客媒体(Googleマップ、SNS、自社HP、ポータルサイトなど)における対応(情報掲載・更新、口コミ確認・返信、分析など)や、上位表示のための施策を効率化・最適化するサービスです。

また、AIを搭載することで、口コミへの返信や口コミ分析の効率化・自動化を実現しています。

今回の資金は、AI支援機能強化などのプロダクト利便性向上のための開発、マーケティング・採用に充当します。


近年、飲食店などの店舗を探す際、検索エンジンでの検索ではなく、地図アプリで検索するユーザーが増加しています。

こうした地図アプリは、検索エンジンとは異なり、現在いる場所を中心に店舗を探すことができるため、実際に訪問することを前提とした店舗検索では大きなメリットがあります。

そしてこうした地図アプリでは、事業者自身が情報(ジャンル・営業時間・販売物・その日のお知らせなど)を登録・表示することができるため、ユーザーに必要な情報を提供することができれば、より集客につなげることができます。こうした背景のもと、近年は地図アプリを中心としたデジタルマーケティングの重要性が高まっています。

一方、地図アプリ以外にも、SNS、HP、ポータルサイトなど、事業者はさまざまな媒体を利用して情報発信を行っています。そのため事業者の管理コスト・運用コストが増加しており、こうした情報発信や管理、さらには分析を一括で可能とするツール・システムのニーズが高まっています。

イクシアスはこうした背景のもと、店舗マーケティングSaaS「STOREPAD」を提供しています。このツールの最大の特徴は、対応・連携媒体の多さです。とくに競合ツールでは対応していることが少ないポータルサイトやインバウンド向けメディアにも対応しており、より幅広い媒体を利用した集客を支援しています。

現代においてインターネットを活用したPRは必須ともいえます。しかし創業期はコストや知識の面から満足できるPRを行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、ネット初心者のためのネットPR方法など、ネットPRノウハウについて詳しく解説しています。

また、マーケティングなどはツールを最大限に活用して効率化を図ることも重要です。そして設備投資のためには資金調達が必要となることもあるでしょう。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

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