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2024年4月30日クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を提供する「アンドパッド」が12億円調達 住宅・不動産業界向けMA「Digima」運営の「コンベックス」をグループ会社化

2024年4月30日、株式会社アンドパッドは、みずほ銀行からの借り入れにより12億円の資金調達を実施したことを発表しました。
また、住宅・不動産業界に特化したマーケティングオートメーションツール「Digima」を運営する株式会社コンベックスと株式譲渡契約を締結し、グループ会社化が完了したことも発表しています。
アンドパッドは、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を開発・提供しています。
施工管理、顧客管理、受注管理、粗利管理に対応したオールインワンサービスです。
今回、コンベックスがアンドパッドのグループ会社として業務を推進することで、「ANDPAD」と「Digima」のシームレスで利便性の高いシステム連携に取り組みます。
住宅・不動産事業者は「Digima」で管理しているWebサイトからの流入やイベント・展示場等で得られた顧客情報と「ANDPAD」で管理している営業活動で得られる顧客データをリアルタイムに連携することで、クライアントの受注率や生産性の向上を実現できます。
建設業は高齢化と若年層の減少が深刻な課題となっています。
建設業はさまざまな産業を支える重要な業界であるため、建設業の衰退は経済全体に大きな影響を与えることが予測されます。
したがって、建設業ではデジタル化・DXの推進により、業務効率化・生産性向上・省人化・自動化を実現することが重要なテーマとなっています。
こうした中でアンドパッドは、現場の効率化から経営改善までを一気通貫で実現するクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を提供し、建設業界全体のDXに取り組んでいます。
さらに今回、住宅・不動産領域でMAを展開するコンベックスをグループ会社として迎え、クライアントの受注率や生産性向上をさらに支援していくとしています。
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