注目のスタートアップ

画像ベースの古着発見AIアプリ「ReList」を開発する「nook」が東大IPC主催の支援プログラム「1stRound」支援先に採択

company

2024年4月10日、nook株式会社は、、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社が運営する複数大学共催の起業支援プログラム「1stRound」の第10回支援先として採択されたことを発表しました。

nookは、画像ベースの古着発見AIアプリ「ReList」を開発しています。

ファッション向けにファインチューニングしたAIモデルを基盤としたレコメンドエンジンを用い、SNSのような感覚で買いたくなるような古着と出会うことができる体験の創出を目指しています。


国内のファッションECは順調に成長しており、2015年に1兆3,839億円だった市場規模は、2019年には1兆9,100億円となっています。

近年のファッション業界は、ファストファッションの環境負荷の高さが批判されており、持続可能なビジネスモデルの構築が求められています。

こうした中でファッションアイテムの二次流通(中古、古着)は、持続可能性や経済的なメリットといった面で注目されており、さらなる成長が期待されています。

一方、古着ECは、多様な種類のファッションアイテムを扱うこと、マーケティングコストをかけづらいこと、トレンドを盛り込みにくいこと、といった特徴により、充実したマーケティングを実施できず、消費者に最適な古着を届けることが難しいという課題を抱えています。

nookはこうした課題を解決するため、AIを活用しSNSのような感覚で古着と出会えるアプリ「ReList」を開発しています。

事業を成長させるには資金調達が重要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI EC nook ReList SNS アパレル アプリ ファッション レコメンドエンジン 中古 二次流通 古着 東大IPC 画像
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ディスコ」がスマートフォンアプリ開発などを手がける「イデアライブ」に資本参加
ジャフコグループ株式会社は、投資先である株式会社ディスコが、株式会社イデアライブに資本参加したことを発表しました。 イデアライブは、スマートフォンアプリ開発、Webアプリ開発、業務アプリ開発、RFID…
デジタルマーケティング支援を展開する「ULTRA SOCIAL」が1.3億円調達
2024年10月1日、ULTRA SOCIAL株式会社は、1億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、SBIインベストメント株式会社です。 ULTRA SOCIALは、TikT…
開発不要のチャットボットの構築基盤「Anybot」の開発元が7,000万円調達!
エボラニ株式会社は、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 開発不要のミニ・アプリの構築基盤「Anybot」を開発・提供しています。 ミニ・アプリとは、中国・テンセントが運営する…
金融工学×AIの「MILIZE」が金融・経済メディア運営の「ZUU」と資本業務提携
2021年4月23日、株式会社MILIZEは、株式会社ZUUと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 MILIZEは、AIを活用した売上予測ツールや、投資判断ツール、トレーディング支援ツールか…
ウォレット・アプリと決済プラットフォーム提供の「Kyash」が15億円調達
2019年7月3日、株式会社Kyashは、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、シリコンバレーのベンチャー・キャピタルのGoodwater Capitalや、三菱UFJキャ…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集