中小機構がスタートアップと大企業・海外企業・投資家をつなぐ「スタートアップマッチングスクエア」を開設

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2024年3月21日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は「スタートアップマッチングスクエア」を開設したことを発表しました。

「スタートアップマッチングスクエア」は、全国のスタートアップと大手企業、海外企業、ベンチャーキャピタル(VC)、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)などの投資家をつなぐマッチングサイトです。

Web上で、大手企業、海外企業、投資家などの連携・取引ニーズを公開し、スタートアップによる直接商談の申し込みや、大手企業などのスタートアップ探索、スタートアップのオンラインピッチといった機能を提供します。

また、スタートアップと大企業・投資家とのマッチングにおいて課題が生じた場合は、中小機構のアドバイザーが無料で相談に応じ、スタートアップの成長・事業化に向けた事業戦略や事業計画策定などの支援を行います。

「スタートアップマッチングスクエア」は、中小機構のマッチングプラットフォーム「J-GoodTech(ジェグテック)」内に設置されています。


近年、日本は、経済成長や社会課題解決を目指し、スタートアップの創出やその成長に向けた取り組みを推進しています。

経済成長に関しては、開業率がGDPと相関があることがわかっており、日本は欧米諸国と比較して開業率が低いことから、開業率の向上が重要なテーマとなっています。

社会課題解決については、SDGs(持続可能な開発目標)の推進により、より良い社会を築いていくため、社会全体や地域が抱える課題を解決することが求められており、その方法としてスタートアップによるイノベーションの創出が重要な一要素となっています。

一方、スタートアップの成長に関しては、まだ環境が十分に整っていないことが指摘されています。

こうした中で中小機構は、新たに「スタートアップマッチングスクエア」を開設し、スタートアップと大手企業・海外企業・投資家などとマッチングする場を整備することで、スタートアップの成長をさらに後押しすることを目指しています。

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