令和6年度「持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進」補助金

subsidy

農林水産省は、令和6年度「持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進」の公募について発表しました。

「花きの振興に関する法律」の理念である花き産業及び花き文化の振興に向けて、産地や品目ごとの花きの生産・流通・需要等の課題に応じ、花き産業関係者が一体となった産地の生産性の向上、流通の効率化、国産花きの需要拡大等の取組を支援することで、活力ある花き産地の実現や花き産業の成長を図ることを目的として実施します。

事業内容

・花き流通の効率化等の取組
・ホームユース需要等に対応した品目等の転換の取組
・新たな需要開拓、消費拡大に向けた地域段階の取組
・ホームユース需要等の更なる拡大のための全国的な普及活動
・産地の花き生産の課題解決に資する技術実証等
・国と試験研究機関主導による全国レベルでの技術実証

公募締切

2024年2月16日(金)17:00まで


花卉市場は、生産者の減少などの要因から、1998年の6,300億円をピークに産出額が減少し、2020年には3,300億円にまで縮小しています。

コロナ禍においては、おうち時間の充実やストレス軽減のため、観葉植物や家庭菜園などの需要が高まりました、一方で、冠婚葬祭などのイベント自粛の影響により、切り花などの需要が大幅に減少し、全体的には低下傾向にあります。

国産花卉の流通には、品目・品種が多様であり、小売構造が零細で、卸売市場経由率が約7割と高いという特徴があります。

また、2005年から2021年の購入用途の推移としては、「購入していない」が増加傾向にあり、「プレゼント・贈答用」が大幅に減少、「自宅用」が減少傾向となっています。

市場全体の傾向として、生産者(農業経営者)が自身で価格をつけて販売できる方法を取り入れるほど、農産物販売金額が増加しています。このため、花卉業界では多様な販路を確保することが重要であるとされています。

このような状況から、花卉業界では、若年層を中心とした需要開拓の取り組みや、近年のトレンドである環境対応などが求められています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 令和6年度 効率化 持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進 流通 消費拡大 生産 生産性 花き 花卉 補助金 農林水産省 需要 需要拡大
詳細はこちら

令和6年度持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進の公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【最大300万円支援】三菱UFJ技術育成財団「研究開発助成金」
三菱UFJ技術育成財団「研究開発助成金」のご案内です。 技術指向型の中小企業の新技術、新製品等の研究開発に対する助成金です。 応募資格者 原則として設立後もしくは創業後または新規事業進出後5年以内の中…
【7/15締切】令和6年度補正予算「産地連携推進緊急対策事業」第2次公募【最大2億円支援】
令和6年度補正予算「産地連携推進緊急対策事業」第2次公募のご案内です。 食品原材料の調達リスクを抱える食品製造事業者等に対し、産地支援や産地連携によって国産原材料の取扱量増加を目指す取組を行うことを支…
【東京都】「商店街デジタル化推進事業費補助金」
東京都は「商店街デジタル化推進事業費補助金」の募集開始を発表しました。 デジタル技術の活用に取り組む都内商店街に対し、必要な機器の購入やアプリ・各種システムの開発・構築などデジタル導入に要する経費のほ…
「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):5次締切」「セキュリティ対策推進枠:5次締切」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):7次締切」補助事業者が採択
2023年10月12日、「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):5次締切」「セキュリティ対策推進枠:5次締切」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):7次締切」の補助事業者を…
【4/25締切】「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」19次締切の電子申請の利用が開始
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(19次締切)の電子申請の利用が開始されました。 中小企業者等の生産性向上や持続的な賃上げに向けた、革新的な新製品・新サービスの開発や海外需要開拓に必…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集