注目のスタートアップ

ニュースアプリ「SmartNews」を運営する「スマートニュース」が「三井住友銀行」からベンチャーデットとして100億円を資金調達

company

2024年1月9日、スマートニュース株式会社は、株式会社三井住友銀行から、ベンチャーデットとして100億円の資金調達を実施したことを発表しました。

スマートニュースは、ニュースアプリ「SmartNews」を運営しています。

2012年12月にアプリを公開し、2014年10月に米国市場に進出しています。

今回の資金調達により、米国事業の強化、日米でのプロダクト進化を推進します。

具体的には、米国での広告事業拡大に向けた営業基盤強化、日米でのプロダクト機能拡充、ユーザー体験向上に向けた事業成長投資を行います。


「SmartNews」は、全国約3,000媒体のメディアと提携し、ユーザーが知りたい情報を届けるニュースアプリです。

政治・経済などのニュースから、趣味などの専門情報のほか、クーポンの配信も行っています。

2014年10月には米国市場に進出し、2021年9月に国内外の投資家から2.3億米ドルの資金調達に成功しています。

米国では、保守・リベラルに偏らず複数の視点のニュースをバランス良く配信するというポリシーがフェイクニュースが社会問題となっていた米国においてマッチしました。さらには2019年に、より保守・リベラル・中道のニュースを横断的に読むことができる機能を追加しました。こうした取り組みがユーザー獲得につながり、アメリカでは主要なニュースアプリのひとつとして成長しています。

国内では、2023年11月にNTTドコモと業務提携契約を締結し、ニュースアプリ「SmartNews for docomo」の提供や、マーケティングソリューションの共同開発などを展開するほか、ビジネスニュースを中心に厳選した有料記事を届けるサブスクプラン「SmartNews+(スマートニュースプラス)」を開始するなど、新たな取り組みも行っています。

企業の成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ SmartNews アプリ アメリカ スマートニュース ニュース メディア 報道 株式会社 米国市場 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

製造業の原価管理をIoTで自動化する「GenKan」提供の「KOSKA」が2.5億円調達
2020年10月19日、株式会社KOSKAは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「GenKan」の正式版のリリースも併せて発表しました。 KOSKAが提供する「Ge…
登山・アウトドア向けアプリなどを手がける「ヤマップ」が20.4億円調達 損害保険会社を設立
2024年5月28日、株式会社ヤマップは、総額20億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ヤマップは、登山地図アプリ「YAMAP」や、登山・アウトドアのセレクトオンラインストア「YA…
「ライナフ」と「東急住宅リース」がオートロック・マンションでの置き配の推進で協業
2021年3月19日、株式会社ライナフは、東急住宅リース株式会社と協業することを発表しました。 ライナフは、AIとIoTによる不動産管理ソリューション「ライナフスマートサービス」を展開しています。 東…
中途採用のスキルチェックテストサービスを開発する「Mierba」が5,000万円調達
2022年12月14日、株式会社Mierbaは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Mierbaは、中途採用のスキルチェックテストサービスを開発しています。 中途採用において、…
個人向けサブスクリプション型イベント予約プラットフォーム運営の「Sonoligo」が7,000万円調達
2021年8月26日、株式会社Sonoligoは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 個人向けサブスクリプション型イベント予約プラットフォーム「Sonoligo(ソノリゴ)」…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集