注目のスタートアップ

グローバルサウスを中心にメッセージアプリ「Nocturne by Atlas」を展開する「Atlas Associates」が資金調達

company

2023年8月31日、Atlas Associates株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

Atlas Associatesは、グローバルサウスを中心に、ユーザーの送受信内容を監視・活用せず、すべてのデバイスとサーバーから時限消滅させるメッセージアプリ「Nocturne by Atlas」を運営しています。

2023年9月現在、ルワンダを中心にテストマーケティングを実施しています。

今回の資金は、開発・研究体制の強化に充当します。これにより、来年以降のユーザーデータベースのブロックチェーン化、Fintechへの参入を行っていきます。


SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は、全国・世界中の人びとをつなぎ、インターネット普及以前の世界では考えられないほど膨大な量の情報共有を可能にしました。

いまやSNSは現代社会にとってなくてはならないツールとなっていますが、一方で、いいね数、拡散、炎上といったSNS特有の現象は、ある種の気疲れの原因ともなっています。

こうした背景から、一定時間で投稿が削除される機能が搭載された、あるいはその機能をデフォルトとしたSNSが多数登場しています。

こうしたSNSは、少々プライベートな投稿をしたとしても、拡散されたり、ネットストーキングなどのための足がかりとされたりするリスクが低いという特徴があります。

Atlas Associatesは、こうした投稿が時間で消えるタイプのSNS「Nocturne by Atlas」を手がけています。

投稿の時限消滅機能だけでなく、運営がメッセージを監視・転用・転売しないこと、感情アイコン機能なども特徴としています。

事業の成長のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Atlas Associates Fintech Global South Nocturne by Atlas アプリ エフェメラル グローバルサウス ブロックチェーン メッセージ ルワンダ 時限消滅 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ゲーム・マシン・レンタルの「ミダスエンターテイメント」が4億円調達
2019年12月26日、株式会社ミダスエンターテイメントは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アミューズメント施設へのゲーム・マシンのレンタル事業や、オンライン・クレーン・ゲーム「L…
プリペイドカード型の福利厚生サービス「miive」が4月下旬にリリース
2021年2月10日、株式会社miiveは、「miive(ミーブ)」を2021年4月下旬にリリースすることを発表しました。 「miive」は、プリペイドカード型の福利厚生サービスです。 企業は毎月定額…
「オリコン」がダンスのオンラインレッスンサービス「スポともダンス」などを提供する「だんきち」に出資
2022年7月29日、オリコン株式会社は、株式会社だんきちへの出資を決定したことを発表しました。 だんきちは、ダンスのオンラインレッスンサービス「スポともダンス」、スポーツ領域のオンラインレッスンアプ…
物流業界におけるラストワンマイルのDXを目指す「207」が5億円調達
2021年10月6日、207株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 配送管理システム「TODOCUクラウド」や、配送員向け業務アプリ「TODOCUサポーター」、在宅・不在情報…
救急外来に特化した患者情報記録・管理システム「NEXT Stage ER」展開の「TXP Medical」が2.5億円調達
2020年11月30日、TXP Medical株式会社は、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 救急外来に特化した患者情報記録・管理システム「NEXT Stage ER」シリ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集