創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年12月26日中小企業生産性革命推進事業「事業承継・引継ぎ補助金」(七次公募)補助事業者が採択
2023年12月25日、中小企業庁は、中小企業生産性革命推進事業「事業承継・引継ぎ補助金」(七次公募)の補助事業者を採択したことを発表しました。
事業承継・引継ぎ補助金(独立行政法人中小企業基盤整備機構において、中小企業生産性革命推進事業として実施)について、外部審査委員会による厳正な審査を行った結果、七次公募分の補助事業者を採択しました。
締切日
2023年11月17日(金)
採択件数
499件 (うち、経営革新事業:190件、専門家活用事業:299件、廃業・再チャレンジ事業:10件)
国内企業の99.7%が中小企業であり、そのうち半数以上が60歳以上の経営者によって運営されています。
経営者層の高齢化が進む中、年齢を理由とする経営者の引退が増加しています。この引退に伴う経験・経営資源・雇用の損失を防ぐためには、次世代の経営者にバトンを渡す必要があります。
しかし、「2021年版 中小企業白書」によると、60代の経営者の後継者不在率は48.2%、70代では38.6%、80歳以上では31.8%にまで達しています。この後継者不在の傾向から、具体的な事業承継対策が急務となっています。
「事業承継・引継ぎ補助金」は、事業の承継やM&Aに際して新たな挑戦をする買い手と売り手を支援するための助成金制度です。
買い手は補助金を活用して、事業再構築、設備投資、販路拡大、M&Aの専門家の協力などに取り組むことができます。
売り手も、M&Aに関する専門家の協力や、M&Aが実現しなかった場合の事業の整理や再出発に資金を活用することが可能です。
M&Aが成立しなかった場合でも利用できる点から、事業承継やM&Aを検討する企業にとって魅力的な補助金といえます。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 中小企業生産性革命推進事業 事業承継・引継ぎ補助金 助成金 採択 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
農林水産省は「鳥獣被害防止総合対策交付金(全国ジビエプロモーション事業のうちジビエ需要拡大・普及推進事業)」の2次公募について発表しました。 捕獲鳥獣を利用した食肉(ジビエ)、ペットフード、皮革等の全…
令和5年度「中小企業子ども・子育て支援環境整備助成事業(くるみん助成金)」の申請受付が開始されました。 この助成金は、くるみん認定・くるみんプラス認定・プラチナくるみん認定・プラチナくるみんプラス認定…
国土交通省は「事故防止対策支援推進事業」を実施しています。 自動車運送事業者に対する「デジタル式運行記録計及び映像記録型ドライブレコーダーの導入支援」、「過労運転防止に資する機器導入のための支援」、自…
2023年6月26日、中小企業庁は、令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」の3次募集の開始を発表しました。 コロナ禍による来街者ニーズの多様化や、足元の円安メリットを活かしたイン…
東京都は、「起業家による空き家活用事業」の募集開始を発表しました。 空き家の「新たな利活用事例」となりうる優れた事業プランを都内起業家から募集し、空き家の利活用に有効と認められる事業プランを審査の上、…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…