令和5年度「はたらく母子家庭・父子家庭応援企業表彰」

subsidy

こども家庭庁は、令和5年度「はたらく母子家庭・父子家庭応援企業表彰」の公募を開始したことを発表しました。

ひとり親家庭に対しての自立支援の一環として、就業支援に積極的に取り組んでいる企業や団体を表彰する「はたらく母子家庭・父子家庭応援企業表彰」の公募を開始します。

雇用する企業側に働きかけることで、ひとり親家庭の親が働きやすい環境整備などの取組を促進すると同時に、ひとり親家庭の親の就業促進に向けた社会的機運を高めることを目的として、この表彰を実施します。

概要

募集内容

ひとり親家庭の就業支援に積極的に取り組んでいる以下の企業や団体を表彰
します。
・ひとり親家庭の親の就業支援に積極的に取り組んでいる企業・団体
・母子・父子福祉団体等などに相当額の事業の発注を行っている企業・団体

募集期間

2023年12月1日(金)~2024年1月31日(水)

応募方法

こども家庭庁 支援局 家庭福祉課 就業支援係宛てにメールまたは郵送(当日消印有効)

発表など

2024年3月にこども家庭庁ホームページで発表予定


子どもの貧困率は低下傾向にありますが、ひとり親家庭と大人が二人以上いる家庭では、貧困率に大きな差があります。2019年度時点で、ひとり親家庭の貧困率は48.1%であるのに対し、大人が二人以上いる家庭では10.7%となっています。

2014年に「子供の貧困対策に関する大綱」が閣議決定され、とくにひとり親家庭の自立支援の取り組みが推進されています。

また、ひとり親家庭のうち、父子家庭よりも母子家庭の方が平均収入が低いことがデータによって示されています。これは日本の労働市場は男女間で賃金格差があることが理由であると考えられます。とくに、女性管理職が少ないこと、女性の非正規雇用率が高いことが理由として挙げられます。

こうした背景から、近年は賃金格差を解消するため、企業による労働環境改善・制度の整備などといった取り組みが進められています。

そのなかでもひとり親家庭は非常に厳しい状況に置かれており、この状況を改善するため、多くの企業で働きやすい職場環境を整備する取り組みが求められています。

人材が安心して働くことができる環境を整備するには専門的な知識が必要です。創業手帳は無料で専門家の紹介を行っているため、労務相談を必要としている企業はこちらを活用できます。

また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」や、「資金調達手帳」も無料でお送りしております。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ こども はたらく母子家庭・父子家庭応援企業表彰 ひとり親家庭 企業 働きやすい職場環境 就業支援 応援 整備 母子家庭 父子家庭 自立支援 表彰
詳細はこちら

令和5年度「はたらく母子家庭・父子家庭応援企業表彰」について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【8/21-22】第17回「アグリフードEXPO東京2024」
第17回「アグリフードEXPO東京2024」のご案内です。 地域性豊かな国産農林水産物・食品の国内外への販路拡大を応援する商談会です。 概要 イベント名:第17回「アグリフードEXPO東京2024」 …
「テレワークトップランナー2025」テレワークにおける優良事例を表彰(7/31締切)
総務省は、「テレワークトップランナー2025」の募集を開始しました。 テレワークが馴染まないと思われている業態(一次産業(農業・林業・漁業)、二次産業(製造業、建設業等)、三次産業(医療・福祉等))の…
運送企業向け業務支援SaaSや車両売買プラットフォームを提供する「Azoop」が13.8億円調達
2022年6月9日、株式会社Azoopは、総額13億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Azoopは、「トラッカーズ」というサービスブランドで、運送企業向け業務支援SaaS「トラッ…
「日本スタートアップ大賞2024」募集開始
経済産業省は、「日本スタートアップ大賞2024」の募集を開始したことを発表しました。 「日本スタートアップ大賞」は、次世代のロールモデルとなるような、インパクトのある新事業を創出した起業家やスタートア…
企業のプライバシー対策を支援する「Priv Tech」が5,550万円調達
2022年9月13日、Priv Tech株式会社は、総額5,550万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Priv Techは、同意管理プラットフォーム(CMP)「Trust 360」や、プライ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集