創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年10月10日クラウド型保険代理店システムを提供する「hokan」が15億円調達

2023年10月6日、株式会社hokanは、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。
hokanは、クラウド型保険代理店システム「hokan」を提供しています。
見込みから保全までの情報を一元管理し、情報の集計/分析までつなげることができる顧客・契約管理システムです。
今回の資金は、顧客基盤の拡大、プロダクト開発、新規事業開発の強化に充当します。
2021年度「生命保険に関する全国実態調査」(公益財団法人生命保険文化センター)によると、生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は89.8%と非常に高い水準にあります。
また、日本の生命保険業界の市場規模は、約39兆円と非常に大きな規模となっています。
一方で、すでに保険は国内に広く行き渡っており、飽和状態にあるともいえます。さらに今後は少子高齢化による国内市場の縮小が見込まれており、生命保険市場が将来的に大きく成長するということは考えにくいでしょう。
こうしたなか、保険業界ではデジタル化による業務効率化と、テクノロジーの活用による新たな顧客体験の提供などが求められています。
とくに近年は、保険会社と顧客との接点が多様化しており、さらにその比重において一般代理店チャネルが高まっています。こうした顧客との接点の多様化は、より複雑な業務フローを生むことになるため、デジタル化による業務効率化の重要性が高まっています。
法人においても保険に加入をすることがあると思います。最善の保険やプランなどを自身だけで決めるのは難しいため、専門家に依頼するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、社労士などの専門家と契約する方法や、活用法などを解説しています。
また、創業手帳の無料会員向けに、専門家を無料で紹介していますので、こちらもご活用ください。
さらに、企業の体制を整備するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB hokan システム 一元管理 代理店 保険 分析 契約 情報 株式会社 管理システム 資金調達 集計 顧客 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年7月1日、XTech Ventures株式会社は、「XTech1号投資事業有限責任組合(1号ファンド)」が、総額52億円で組成を完了したことを発表しました。 XTech Venturesは、…
2024年1月31日、ugo株式会社は、総額8億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社ハリマビステム、星光ビル管理株式会社、TMES株式会社、みずほリース株式会社との業…
2022年6月20日、CO-NECT株式会社は、総額3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CO-NECTは、BtoB受発注システム「CO-NECT」を運営しています。 FAXや電…
創業手帳株式会社は、「初めての競合比較分析講座」を2021年1月18日(月)に開催することを発表しました。 「初めての競合比較分析講座」は、美容業界向けに、誰でもすぐに始められるマーケティングの考え方…
2022年12月27日、シン・エナジー株式会社は、東急不動産株式会社と資本業務提携を行うことに合意したことを発表しました。 シン・エナジーは、各種再生可能エネルギーの開発や、新電力の運営・支援事業を展…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…