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2023年10月3日オールインワン型の在庫・販売管理クラウドソフトを無償提供する「Spes」が資金調達

2023年10月2日、Spes株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
この資金調達では、博報堂DYグループである株式会社アイレップとの資本業務提携も締結しています。
Spesは、完全無料のオールインワン型の在庫・販売管理クラウドソフト「Spes(スペース)」を提供しています。
在庫管理から、受発注、入出庫まで一貫して管理できるクラウドソフトです。海外取引(輸出入)まで対応した多機能性を特徴としています。
「Spes」の導入を拡大していき、中小事業者の細かいペインを解決できるサービス(オプション)を提供していくことでマネタイズしていく計画です。
販売・在庫管理のデジタル化を実現したのち、ユーザー企業の売上成長につながる機能の提供を計画しています。
今回のアイレップとの提携により、売上成長やより精度の高い広告効果(ROAS)を実現するためのデジタルマーケティングに関する共同研究開発などを進めていきます。
また今回の資金調達により、インボイス制度への対応など、Spesのソフトウェアそのものの価値向上を始めとして、外部ソフトウェアとのAPI連携機能の開発などトランザクション収益を期待できるサービスの開発を加速していきます。
企業の利益を最大化するにはさまざまな施策を実行しなければなりません。
在庫管理の徹底もそのひとつです。
在庫を抱えていることはコストがかかるというだけでなく、在庫の劣化による損失などを生んでしまいます。一方で在庫不足は販売機会の損失につながります。
多くの企業は販売機会の損失のリスクを恐れ、余剰に在庫を抱えています。また、どの商品が売れるのかわからない領域では、在庫を抱えてしまうことは仕方のないことだと捉えられています。
しかし近年はデータ活用により、最適な在庫管理を実現するサービスが登場しています。企業はこういった在庫管理システムを導入することで、利益を最大化しコストを削減することが可能となります。
業務効率化はすべての領域において重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。
また、社内システムの整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
カテゴリ | 有望企業 |
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