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映像クリエイターの学び・仕事・つながりをサポートする「Vook」が「日本テレビHD」から4億円調達

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2023年9月27日、株式会社Vookは、4億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、日本テレビホールディングス株式会社です。

Vookは、映像制作ナレッジ共有サービス「Vook(ヴック)」を軸に、映像制作者に特化した人材紹介サービス「Vook キャリア」、映像スクール「Vook School」など映像クリエイターの学び・仕事・つながりをサポートする各種事業を展開しています。

Vookと日本テレビは今回の資本業務提携により、クリエイター向けイベントや、「Vook school」の新コース開発など、Vookの既存事業促進の加速と、新たな事業展開に取り組んでいきます。

今回の資金は、「Vook」「Vook キャリア」「Vook school」の3つの事業の体制強化を図るための人材採用、マーケティングの強化に充当します。


経済産業省「コンテンツの世界市場・日本市場の概観」(2020年2月)によると、2018年の日本のコンテンツ市場規模は約10.6兆円で、世界のコンテンツ市場規模は約128.8兆円です。

とくに映像コンテンツは、世界市場の44%、日本市場の33%を占めており、コンテンツ市場においてかなりの影響力を持っていることがわかります。

映像コンテンツには、映画や・ドラマなどのフィクション作品から、ドキュメンタリー、報道、企画物、CM、MV(ミュージックビデオ)、Vlog(ビデオログ)など多岐にわたるジャンルがあります。

近年は、YouTubeなどの動画共有プラットフォームが普及し、一般ユーザーや企業がスマートフォンなどで撮影・編集した動画を気軽に発信できる環境が整っています。

5Gの普及によって動画はさらに扱いやすいメディアとなることが想定され、今後ビジネスにおいても日常生活においても影響力のあるメディアとしてさらに成長していくと考えられます。

こうした背景のもと、Vookは映像クリエイターの輩出・成長・キャリア形成などを一体的に支援しています。

株式会社Vookのコメント

このニュースを受けまして、株式会社Vookよりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

映像がさまざまなコミュニケーションのインフラとなる社会の早期実現に向け、映像クリエイターの人材不足という社会課題の解決をすべく、現在提供している『Vook』『Vook キャリア』『Vook school』3つの事業の体制強化を図ることが目的です。

・今後の展望を教えてください。

日本テレビ様との協働で、長期的に目指す社会的インパクトとして「映像の力で社会を変える」を設定しました。

人材不足解消などの社会的課題の解決による「社会的インパクトの実現」と「事業の持続性を担保する経済的リターン」の両立を追求するインパクトスタートアップとして、映像業界に変革をもたらす事業を展開していきたいと考えています。

・読者へのメッセージをお願いします。

今回、Vookがこれまで取り組んできた事業が映像業界の持続的な発展に貢献すると共感いただき、日本テレビ様が実施する「インパクト投資」の1号案件としてご出資いただきました。

今後インパクトスタートアップとして、映像クリエイターの支援を通じ、映像業界に変革をもたらし、映像を通じて感動体験が溢れる社会づくりに貢献していきます。

スタートアップの成長には資金調達が欠かせません。累計200万部を発行する起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、クラウドファンディングを成功させるためのノウハウや、VCから出資を受けるための方法などを掲載しています。

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