注目のスタートアップ

テスト自動化アプリ「MLET.Ⅱ」を展開する「アミフィアブル」が4億円調達

company

2023年9月21日、アミフィアブル株式会社は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、シンプレクス株式会社とINTLOOP株式会社です。

アミフィアブルは、テスト工程自動化アプリ「MLET.Ⅱ」を提供しています。

通常設計工程で作成する画面設計書に「MLET.Ⅱ」が必要とする少量の情報を追加した専用の画面設計書をインプットとすることで、画面単体テスト・結合テスト・シナリオテストの実施工程を自動化するアプリケーションです。

テスト工程の自動化だけでなく、テスト効率の向上、品質向上、ナレッジの蓄積など、テストの総合力を底上げし、システム開発全体の品質向上を実現します。


ソフトウェアテスト(テスト)は、ソフトウェアの品質向上や問題(バグなど)の早期発見を目的とした重要な工程です。

ソフトウェアの欠陥は、経済的な喪失、時間の浪費、信用の低下、顧客への損害といったさまざまなリスクを孕んでいます。したがって、適切なテストを実施し、品質の高いソフトウェアを提供することは非常に重要なことといえます。

しかしテスト工程は多くのリソースとコストを必要とすることがあり、現在の日本市場ではエンジニアやテスターを確保することが難しいという状況にあります。

こうしたなか、注目が高まっているのがテストを自動化するツールです。

テスト自動化は、テストにかかるコストを抑えられるというだけでなく、テスト工程の効率化・迅速化も実現できるため、システム開発をよりスピーディに進められるというメリットもあります。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB INTLOOP MLET.Ⅱ アプリ アミフィアブル システム システム開発 シンプレクス ソフトウェアテスト テスト 工程 株式会社 自動化 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

現場改善プラットフォーム提供の「カミナシ」が11億円調達
2021年3月4日、株式会社カミナシは、総額約11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 現場管理業務のデジタル化から改善までサポートする現場改善プラットフォーム「カミナシ」を提供しています。 …
台湾・タイで日系通販企業のSNSチャット・コマースを展開する「人々」が1億円調達
2019年12月20日、株式会社人々は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 台湾・タイのLINE圏を中心に日系通販企業のSNSチャット・コマースを展開しています。 今回の資金は、AI運…
農業支援・青果卸売事業展開の「Happy Quality」が1億円調達
2020年2月28日、株式会社Happy Qualityは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 農業における社会課題を、テクノロジーで解決するため、データドリブン農業の研究開発を行って…
支出管理サービス「バクラク」などを提供する「LayerX」が26.8億円調達
2023年6月13日、株式会社LayerXは、総額26億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LayerXは、支出管理サービス「バクラク」や、デジタルネイティブなアセットマネジメント…
ドローンによるエンターテインメントショーを手がける「ドローンショー・ジャパン」が5億円調達
2024年9月4日、株式会社ドローンショー・ジャパンは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ドローンショー・ジャパンは、ドローンを用いた航空ショー事業を展開しています。 自社でドロー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集