「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」3次公募 10/27締切

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2023年9月15日、経済産業省は、「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の3次公募を開始したことを発表しました。

民間団体等が実施する、個人に対してキャリア相談、リスキリング、転職までを一体的に支援することのできる体制を整備する取り組みに補助金を交付します。

概要

以下のすべてを含む事業を実施する事業者を公募します。

「キャリア相談対応」
支援を受ける個人が、民間の専門家(キャリアコンサルタント等)に自らのキャリアについて相談し、これまでのキャリアの棚卸し、本支援を通じて目指すキャリアゴールの設定、スキルの棚卸し、リスキリング講座の検討等について相談を受けられる体制を構築した上で、個人に対する相談対応を行う取り組み。

「リスキリング提供」
支援を受ける個人に対するキャリア相談対応等を踏まえ、リスキリング講座を提供する取り組み。

「転職支援」
支援を受ける個人に対するキャリア相談、リスキリング講座の受講等を踏まえて、転職に向けた伴走支援や職業紹介を行う取り組み。

「フォローアップ」
支援を受けた個人の転職後のフォローアップとして、転職後1年間の転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇の確認等を行う取り組み。

期限

提出期限:2023年10月27日(正午)
公募申請の事前意志表示:2023年10月18日(正午)まで


「リスキリング」は、人材の再教育や再開発の取り組みを指す言葉です。

近年、テクノロジーの急速な発展により、産業界ではデジタル化が進められ、こうした環境の変化に対応した多様なスキルを持つ人材が求められています。

リスキリングは、産業が大きく変化するなかで、将来の業務に役立つスキルや知識の教育を行い、社会人の学習環境を整備することを目的としています。

岸田政権はリスキリングを経済成長の重要なテーマと位置づけ、2022年10月3日の所信表明演説で1兆円の投資を表明しています。

長年、日本国内では終身雇用や年功序列制度により労働市場が固定化し、成長分野への労働力の移動に制約がありました。

リスキリングは労働者の学び直しを奨励し、成長分野への移行を促進し、産業構造の転換を後押しすることを目指しています。したがって、今後はリスキリングに関連する補助金や助成金などの支援がますます充実してくることが予想されます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
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