創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年9月13日【東京都】令和5年度「女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業」助成金

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和5年度「女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業」について発表しました。
都内中小企業者等に対して、女性の健康課題を解決するための技術に関する新製品等の開発・改良及び普及を行うために必要な経費の一部を助成する事業です。
フェムテックの技術開発・普及促進を後押しし、都内中小企業者等の振興に資するとともに、女性活躍社会実現を加速化することを目的としています。
主な申請資格
・都内の本店または支店で実質的な事業活動を行っている中小企業者(会社および個人事業者)等
・都内での創業を具体的に計画している個人
支援対象テーマ
・月経
・妊娠・不妊
・産後ケア
・更年期
・婦人科系疾患等
・ヘルスリテラシー
助成対象期間
2024年3月1日から2025年11月30日(最長1年9ヶ月)
助成対象経費
原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注費、産業財産権出願・導入費、専門家指導費、直接人件費、展示会参加費、広告費
助成限度額
2,000万円
助成率
助成対象と認められる経費の2/3以内
申請受付期間
2023年9月25日(月)~2023年10月16日(月)17:00
フェムテック(Femtech)とは女性特有の課題をテクノロジーで解決することを目指す領域のことです。
たとえば、生理・月経は女性特有の課題として普遍的なものです。生理周期によって女性は身体的・精神的に不安定になってしまうものですが、社会的に広く知られ、配慮されているとは言い難い状況にあります。
こうした女性特有の課題を解決するため、フェムテックの分野では、月経管理サービスや、ヘルスケアサービス、吸水ショーツ、カウンセリングサービス、卵子凍結サービスなど、さまざまなサービスが登場しています。
フェムテックはテクノロジーを活用していますが、そのテクノロジーは必ずしも最先端のものではなく、現在至る所で活用されているありふれた技術を採用しているものも多くあります。しかしこういった技術であっても女性特有の課題を解決できるプロダクト・サービスが多数登場しているため、これまで女性に特化したプロダクトがどれほど少なかったのかうかがい知ることができます。
現在フェムテックは産業として成長しようとしています。大企業などもフェムテックに参入する例が増えており、今後、さまざまな企業で自社の技術・ノウハウをフェムテックに活かすという取り組みが増えていくことが予測されます。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | フェムテック 公益財団法人 助成金 女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業 東京都 東京都中小企業振興公社 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
東京都は、2024年度「中小企業の外国人従業員に対する研修等支援助成金」について発表しました。 中小企業における外国人従業員の定着を促進するとともに、ウクライナ避難民の就労を後押しするため、外国人従業…
東京都では女性・若者・シニアによる地域に根ざした創業を支援する制度として「女性・若者・シニア創業サポート事業」に取り組んでいます。 今回、11月24日(木)には、YouTubeライブを活用した「起業・…
農林水産省は、令和6年度「農林水産物・食品輸出促進対策事業のうち輸出環境整備緊急対策事業(国際的に通用する認証等取得緊急支援事業)」の公募について発表しました。 国内の農林水産物・食品の輸出については…
2025年1月21日、農林水産省は、令和7年度「持続的生産強化対策事業のうち茶・薬用作物等地域特産作物体制強化促進(甘味資源作物等支援事業を除く)」の公募について発表しました。 茶、薬用作物、甘味資源…
公益財団法人北海道環境財団は、令和5年度(補正予算)「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業)フェーズフリーの省CO2独立型施設支援事業」の公募について発表し…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…