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2023年9月12日ゼロコードAI製品を提供する「RUTILEA」が3億円調達

2023年9月11日、株式会社RUTILEAは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。
RUTILEAは、ゼロコードAI製品を開発・提供しています。
AIの導入プロセスのうち、障壁となるデータ不足の問題を生成AIと基盤モデルで解決し、導入プロセスの複雑さをゼロコード化によってシンプルにした製品を提供しています。
リアルタイム作業認識システム「マルチモーダルAI REO」や、ピッキングシステム「Zero-shotピッキングシステム」、ゼロコードのAI画像処理ソフト「ImagePro」などを展開しています。
今回の資金は、新規事業への投資、製品の研究開発、継続収益モデルの構築、営業・エンジニアの採用増強などに充当します。
世界中の企業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されています。
DXとは、テクノロジーとデータ活用によって企業・組織を根本的に変革し、競争優位性を確立する取り組みのことです。
AI(人工知能)はDXにとって非常に重要なテクノロジーであり、現在日本企業においてもAIを活用した業務効率化・生産性向上や、自社サービス・プロダクトへの組み込みによる付加価値向上などにおいて幅広く活用されています。
一方、AIの導入・活用においては高度なスキルを必要とすることが多く、専門的な人材を獲得する必要があります。現在多くの業界は人手不足にあり、とくにITエンジニアは獲得が難しい状況にあります。
つまり、AIを活用したくても人材がいないからできないという企業が多く存在するということです。
ゼロコード(ノーコード)のAIサービスは、コーディングやプログラミングなどの専門知識不要で利用できるため、さまざまな企業でも活用が可能です。
デジタル化は、以前は非効率的だった業務を大幅に効率化する可能性があります。企業が利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。
また全社的なシステム整備のためには資金も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウも提供しています。
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