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途上国において中小零細事業向け小口金融サービスを展開する「五常・アンド・カンパニー」が41億円調達

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2023年8月17日、五常・アンド・カンパニー株式会社は、合計41億円の資金調達を実施したことを発表しました。

これによりシリーズEラウンドをクローズし、同ラウンドの調達総額141億円となりました。

五常・アンド・カンパニーは、5か国9社のグループ会社(2023年8月時点)を通じ、途上国において中小零細事業向け小口金融サービス(マイクロファイナンス)を展開するホールディングスカンパニーです。

2023年6月末時点でインド・カンボジア・スリランカ・ミャンマー・タジキスタンに8,200名を超えるグループ従業員を擁し、融資顧客数は175万人、連結融資残高は1,000億円を突破しています。

シリーズEラウンドで調達した資金は、インドやタジキスタンを中心に成長する既存グループ会社の財務基盤強化や、デジタル化の推進、アジア・アフリカ地域において金融包摂に取り組む事業者のグループ化に充当します。


日々の生活を支えるための報酬しか得られない状況では、貯金が難しく、自身や子供の教育、新しいビジネスのスタート資金を確保することができません。

新興国や途上国においては、貧困層向けの金融サービスが不足しており、彼らは新たな事業を始める際の資金や、仕事に必要な機材(車など)を手に入れることが難しく、これが生活の向上における重要なハードルとなっています。

マイクロファイナンスは、このような新興国や途上国の貧困層や低所得者に対する、小規模な金融支援の手法です。

グラミン銀行とその創始者であるムハマド・ユヌス氏が2006年にノーベル平和賞を受賞したことにより、貧困削減の手段として注目を浴び、公的機関、国際機関、企業などが積極的に取り組むようになりました。

さらに、SDGsの推進もあり、社会的課題の解決に取り組む企業や分野への投資を通じて経済的なリターンと社会的なリターンの両立を目指すインパクト投資が世界的に注目されています。この中で、マイクロファイナンス事業は、インパクト投資の重要な対象とされています。

社会的インパクト投資やESG投資の登場など、以前の資金調達状況とは大きな変化が訪れています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SDGs 新興国 株式会社 融資 資金調達 金融 金融包摂
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