注目のスタートアップ

IT×自転車配送サービスによりラストワンマイル物流を総合的に支援する物流DX企業「エニキャリ」が資金調達

company

2023年8月9日、株式会社エニキャリは、資金調達を実施したことを発表しました。

エニキャリは、IT×自転車配送サービスにより、クイックデリバリーラストワンマイル物流を総合的に支援する物流DX企業です。

デリバリー注文受付サイトの構築、配達管理システムの提供、自転車を中心とする配送代行(ドライバーインフラ)などを展開し、さまざまな業種・業態向けに最適な短距離配送・デリバリーの構築・運用・代行を提供しています。

今後、既存事業であるラストワンマイル物流DX・物流GX事業をさらに発展させ、福岡を中心とする九州全域や京都など、対応エリアを拡大していきます。

システム面では、自社配送リソースに加え、幅広いパートナー企業の配送リソースを融合させた、独自のフィジカルインターネットプラットフォームの開発を強化していきます。


ラストワンマイル物流とは、最終物流拠点などから、エンドユーザー、つまり実際に商品などを受け取って利用する人のもとへと荷物を配送する物流サービス/システムのことです。

近年のEC(ネット通販)の拡大により、個人の消費者を対象とした小口配送の需要が高まったことで、ラストワンマイル物流に関する戦略の重要性も高まっています。

ラストワンマイル物流は、配達ドライバー不足、再配達による生産性の低下、積載効率の低さなど、複数の課題を抱えています。

とくに人手不足については、物流業界は人材の高齢化が進んでいるほか、労働環境が悪化していることもあり、他の業界よりも人手不足が深刻化しています。

こうした中、消費者向けのラストワンマイル配送では、日時指定への対応、多様な受け取り方法(置き配など)への対応など、さまざまなニーズに応える必要があり、現場の負担が高まっているという状況にあります。

エニキャリは、テクノロジーと自転車配送サービスを駆使することで、これらラストワンマイル物流の課題を解決することを目指しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ADMS anycarry.jp Anymo DX エニキャリ エニコ エニコ for Business クイックデリバリー シェアリング デジタルトランスフォーメーション デリバリー フィジカルインターネット ラストワンマイル 株式会社 物流 短距離配送 自転車 自転車配送 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

SaaS型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を展開する「Another works」が4.6億円調達
2022年10月12日、株式会社Another worksは、総額約4億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Another worksは、SaaS型の複業マッチングプラットフォーム…
「TMIK」が8,000万円調達 AIによってオリジナルの楽曲を無限に生成するサービス「FIMMIGRM」をローンチ
2022年8月1日、株式会社TMIKは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、AIを活用した楽曲作成サービス「FIMMIGRM(フィミグラム)」をリリースしたことも併せて発…
AIマッチングテクノロジーを活用したSES企業「Rezon」が3000万円調達
2024年12月2日、株式会社Rezonは、総額3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Rezonは、ITエンジニア・現場の不安やミスマッチを軽減し、さらにエンジニアへの高還元とキャリア…
ECの業務効率化を実現するノーコードツール「TēPs」を提供する「テープス」が5,000万円調達
2023年1月5日、テープス株式会社は、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 テープスは、ECの業務効率化を実現するノーコードツール「TēPs」を提供しています。 APIを介し…
分光分析を用いた調剤支援装置を開発する「ウィズレイ」が資金調達
2022年2月4日、株式会社ウィズレイは、資金調達を実施したことを発表しました。 2019年7月に設立された就実大学発ベンチャーです。 分光分析によって医薬品を識別できる装置を開発しています。 これに…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集