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2023年8月10日IT×自転車配送サービスによりラストワンマイル物流を総合的に支援する物流DX企業「エニキャリ」が資金調達
2023年8月9日、株式会社エニキャリは、資金調達を実施したことを発表しました。
エニキャリは、IT×自転車配送サービスにより、クイックデリバリーラストワンマイル物流を総合的に支援する物流DX企業です。
デリバリー注文受付サイトの構築、配達管理システムの提供、自転車を中心とする配送代行(ドライバーインフラ)などを展開し、さまざまな業種・業態向けに最適な短距離配送・デリバリーの構築・運用・代行を提供しています。
今後、既存事業であるラストワンマイル物流DX・物流GX事業をさらに発展させ、福岡を中心とする九州全域や京都など、対応エリアを拡大していきます。
システム面では、自社配送リソースに加え、幅広いパートナー企業の配送リソースを融合させた、独自のフィジカルインターネットプラットフォームの開発を強化していきます。
ラストワンマイル物流とは、最終物流拠点などから、エンドユーザー、つまり実際に商品などを受け取って利用する人のもとへと荷物を配送する物流サービス/システムのことです。
近年のEC(ネット通販)の拡大により、個人の消費者を対象とした小口配送の需要が高まったことで、ラストワンマイル物流に関する戦略の重要性も高まっています。
ラストワンマイル物流は、配達ドライバー不足、再配達による生産性の低下、積載効率の低さなど、複数の課題を抱えています。
とくに人手不足については、物流業界は人材の高齢化が進んでいるほか、労働環境が悪化していることもあり、他の業界よりも人手不足が深刻化しています。
こうした中、消費者向けのラストワンマイル配送では、日時指定への対応、多様な受け取り方法(置き配など)への対応など、さまざまなニーズに応える必要があり、現場の負担が高まっているという状況にあります。
エニキャリは、テクノロジーと自転車配送サービスを駆使することで、これらラストワンマイル物流の課題を解決することを目指しています。
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