創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年7月12日化学産業特化型の生産・在庫管理・受発注システム「Sotas工程管理」などを展開する「Sotas」が資金調達

2023年7月11日、Sotas株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
Sotasは、化学産業に特化した生産・在庫管理・受発注システム「Sotas工程管理」や、化学産業データベース「Sotasデータベース」を開発・提供しています。
「Sotas工程管理」は、現場の受発注・生産・在庫管理から新規取引先開拓までを自動化する化学産業向けシステムです。
「Sotasデータベース」は、化学産業特化型の高機能検索データベースです。化学業界特有の検索機能や比較資料の作成機能を備えており、条件にあった企業を探したい商社・メーカーと、新たな販路を拡大したいプラスチック成形・加工業の企業をマッチングしています。
今回の資金は、国内新拠点の設置、「Sotas工程管理」の導入拡大、「Sotasデータベース」の大幅アップデート、現行プロダクトと連携した新規プロダクトの開発、人材採用などに充当します。
化学メーカーは、さまざまな製品の素材・原料となるものや、一般的に最終製品と呼ばれるものなどさまざまなものを製造し、産業全体のイノベーションを支える重要な存在です。
化学産業は、公害が大きな社会問題となった過去があり、さらに製品や製造の過程で生じる物質が環境負荷の高いものであることも多く、各国で厳しい規制が敷かれており、これに対応しながら事業を行う必要があります。
また、近年はSDGsの推進により、全産業において環境負荷の低い取り組みが推進されており、化学産業においても企業価値向上のために自主的に環境対策に取り組む企業が増加しています。
こうしたなか、化学産業ではテクノロジーを活用することで、業務効率化を図ったり、ロスを低減することで環境負荷を低減するといった取り組みが重要となっています。
Sotasは、化学産業に特化したSaaSを提供し、化学産業のデジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援しています。
事業のさらなる成長のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | DX Sotas Sotasデータベース Sotas工程管理 システム データベース デジタル化 化学 受発注 在庫管理 工程管理 株式会社 環境 生産 産業 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年5月17日、株式会社エイトノットは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、池田泉州キャピタル株式会社が運営し、株式会社池田泉州銀行等が出資する「関西イノベーションネットワーク2号…
2023年8月9日、株式会社リハサクは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リハサクは、運動療法クラウドシステム「リハサク」を開発・提供しています。 理学療法士や柔道整復…
2024年5月15日、株式会社MoonJapanは、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MoonJapanは、中学校・高等学校向けソーシャルアントレプレナーシップ体験プログラム…
2021年8月17日、株式会社Luupは、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 電動キックボードや小型電動アシスト自転車などの、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP…
2020年2月17日、株式会社Nextremerは、資金調達を実施したことを発表しました。 機械学習を中心としたAIテクノロジーの社会実装を目指し、研究開発・製品化を行っています。 具体的には、自社研…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…