注目のスタートアップ

株式投資型クラウドファンディングなどを手がける「FUNDINNO」が「メディア総研」と資本業務提携

company

株式会社FUNDINNOは資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、メディア総研株式会社です。また、メディア総研と高専生を中心とした理系人材のスタートアップ支援分野での業務提携を開始したことも併せて発表しています。

FUNDINNOは、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」、大型資金調達実現のための「FUNDINNO PLUS+」、クラウド経営管理ツール「FUNDOOR」、未上場株のマーケット「FUNDINNO MARKET」を提供しています。

メディア総研は、公選制向けの就職活動イベントや、理工系業界研究セミナー・国立工学系キャリア座談会、学内合同企業説明会の受託運営などの学生イベント事業や、高専生のための就職・進学情報サイト「高専プラス」、Webマガジン「月刊高専」の運営などを行っています。

今回のメディア総研との提携により、高専生へのキャリアを提供するほか、スタートアップに不足しているエンジニアの紹介を行います。


高等専門学校(高専)は、実践的・創造的技術者を養成することを目的とした5年生の高等教育機関です。全国に国公私立合わせて57校あり、全体で約6万人の学生が学んでいます。

学科は各学校ごとに異なりますが、大きくは工業系と商船系の学科にわかれています。世間的なイメージとしては、工業系あるいは情報工学系のイメージが強いかもしれません。

高専は実験・実習を重視した専門教育を特徴としています。卒業生の能力は産業界から高い評価を受けており、就職率は非常に高い水準を保っています。

近年はテクノロジーが著しい発展を遂げ、社会ではエンジニアのニーズが高まっています。高専生の多くは専門的な教育を受けてきた優秀なエンジニアであり、今後高専生のニーズもさらに高まっていくと考えられます。

また、近年の国立高専では社会実装教育に力を入れてきており、高専内ベンチャーの立ち上げや、高専向けのビジネスプランコンテスト、高専発のスタートアップなど、高専生の起業家精神の育成も進められていることも特徴的です。

スタートアップにとってもこうした高専生は得がたい人材であると考えられます。今回のFUNDINNOとメディア総研の提携により、どのような取り組みがなされていくのか注目が必要です。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ FUNDINNO FUNDINNO MARKET FUNDOOR Webマガジン イベント キャリア クラウドファンディング メディア総研 人材 就職活動 情報サイト 株式会社 株式投資 株式投資型クラウドファンディング 理工系 理系 説明会 資本業務提携 資金調達 高専 高専生
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

訪日中国人向けインバウンド総合プラットフォームサービスを展開する「Japan DX」が1.5億円調達
2024年3月8日、Japan DX株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Japan DXは、訪日中国人向けインバウンド総合プラットフォームサービスを展開していま…
会計データプラットフォームを提供する「Finovo」が1.5億円調達
2025年2月20日、株式会社Finovoは、1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Finovoは、会計データプラットフォーム「Finovo(フィノボ)」を提供しています。 ノーコ…
クラウドロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」を開発する「ラピュタロボティクス」が64億円調達
2022年4月20日、ラピュタロボティクス株式会社は、総額64億1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ラピュタロボティクスは、次世代クラウドロボティクスプラットフォーム「rapyut…
AI搭載店舗マーケティングSaaS「STOREPAD」を提供する「イクシアス」が5.1億円調達
2024年4月30日、イクシアス株式会社は、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イクシアスは、AI搭載店舗マーケティングSaaS「STOREPAD」を提供しています。 多様…
ARグラス用ディスプレイモジュールなどを手がける「Cellid」が3.7億円調達
2023年6月23日、Cellid株式会社は、総額約3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Cellidは、ARグラス用のディスプレイモジュールと、空間認識ソフトウェア「Celli…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集