創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年7月6日ドライアイや花粉症に対するスマホアプリ型プログラム医療機器などを開発する「InnoJin」が2.2億円調達

2023年7月4日、InnoJin株式会社は、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
InnoJinは、ドライアイや花粉症に対するスマホアプリ型プログラム医療機器の開発・提供や、VR・xR技術を用いた医療機器の研究開発、オンライン診療普及に向けたプラットフォームの開発などを行っています。
ドライアイ研究アプリ「ドライアイリズム」は、アプリによって目に関するデータを日々測定することで、ドライアイに関するスコアを算定するアプリです。収集したデータはドライアイに関する調査研究に利用しています。
花粉症研究アプリ「アレルサーチ」は、画像診断による目の赤み・アンケートにより花粉症を数値で示すレベルチェック機能、地域にどれくらいの花粉症レベルの人がいるのかをチェックできる機能などを搭載しています。
今回の資金は、プロダクトやプラットフォーム開発のさらなる加速などに充当します。
ドライアイとは、さまざまな理由により涙の分泌量が減少したり、涙の質の低下を引き起こす疾患です。涙は目の潤いを保ち、外からの刺激から守る役目を担っているため、涙の機能が低下することで、目の不快感、視機能の異常、目の傷といった症状を引き起こします。
ドライアイはさまざまな要因によって起こりますが、近年はパソコンやスマートフォンを利用する人が増加し、これに伴いドライアイが増加しています。パソコンやスマートフォンの利用時には瞬きの回数が減少するため、涙が乾燥してしまうのです。
ドライアイは自覚症状が明らかである場合が多く、またドラッグストアにも目薬が充実していることもあるため、多くの人はセルフケアを行っています。一方、ドライアイは生活の質を下げる疾患であることから、再びドライアイにならないように予防したり、より早く治療したりするために、自身の目の状態についてよく理解することが重要です。
企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | InnoJin アプリ オンライン診療 スマホアプリ チェック データ ドライアイ ドライアイリズム プラットフォーム プログラム医療機器 医療機器 株式会社 測定 画像診断 研究 研究開発 花粉症 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年7月1日、株式会社ユートニックが、6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、デジタル・トークン発行管理プラットフォーム「utoniq core(ユートニックコア)」をリリ…
2021年1月5日、株式会社SoLaboは、緊急事態宣言対策の資金調達に関する無料相談を受け付けることを発表しました。 この無料相談は、再度発表されると予想されている緊急事態宣言に向けたものです。 緊…
2022年9月13日、株式会社エマルションフローテクノロジーズは、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エマルションフローテクノロジーズは、原子力機構が開発した溶媒抽出技術“…
2023年7月26日、株式会社テラスカイは、株式会社テクノスジャパンと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 テラスカイは、グループウェア「mitoco」の開発・提供や、富士通株式会社のクラ…
2023年6月2日、株式会社LivEQuality大家さんは、インパクトボンド(私募社債)を発行し、銀行からの融資、エクイティ(普通株式)の発行と合わせて総額3.2億円の資金調達を実施したことを発表し…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…