注目のスタートアップ

ドライアイや花粉症に対するスマホアプリ型プログラム医療機器などを開発する「InnoJin」が2.2億円調達

company

2023年7月4日、InnoJin株式会社は、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

InnoJinは、ドライアイや花粉症に対するスマホアプリ型プログラム医療機器の開発・提供や、VR・xR技術を用いた医療機器の研究開発、オンライン診療普及に向けたプラットフォームの開発などを行っています。

ドライアイ研究アプリ「ドライアイリズム」は、アプリによって目に関するデータを日々測定することで、ドライアイに関するスコアを算定するアプリです。収集したデータはドライアイに関する調査研究に利用しています。

花粉症研究アプリ「アレルサーチ」は、画像診断による目の赤み・アンケートにより花粉症を数値で示すレベルチェック機能、地域にどれくらいの花粉症レベルの人がいるのかをチェックできる機能などを搭載しています。

今回の資金は、プロダクトやプラットフォーム開発のさらなる加速などに充当します。


ドライアイとは、さまざまな理由により涙の分泌量が減少したり、涙の質の低下を引き起こす疾患です。涙は目の潤いを保ち、外からの刺激から守る役目を担っているため、涙の機能が低下することで、目の不快感、視機能の異常、目の傷といった症状を引き起こします。

ドライアイはさまざまな要因によって起こりますが、近年はパソコンやスマートフォンを利用する人が増加し、これに伴いドライアイが増加しています。パソコンやスマートフォンの利用時には瞬きの回数が減少するため、涙が乾燥してしまうのです。

ドライアイは自覚症状が明らかである場合が多く、またドラッグストアにも目薬が充実していることもあるため、多くの人はセルフケアを行っています。一方、ドライアイは生活の質を下げる疾患であることから、再びドライアイにならないように予防したり、より早く治療したりするために、自身の目の状態についてよく理解することが重要です。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ InnoJin アプリ オンライン診療 スマホアプリ チェック データ ドライアイ ドライアイリズム プラットフォーム プログラム医療機器 医療機器 株式会社 測定 画像診断 研究 研究開発 花粉症 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「NTTアドバンステクノロジ」が「オルツ」と共同で「AI GIJIROKU MAX」β版をリリース
2022年6月28日、NTTアドバンステクノロジ株式会社は、株式会社オルツと共同で、新サービス「AI GIJIROKU MAX」β版の提供を開始したことを発表しました。 「AI GIJIROKU MA…
ワークスタイルプラットフォームを開発・提供する「Acall」が13億円調達
2023年8月1日、Acall株式会社は、総額13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Acallは、ワークスタイルプラットフォーム「Acall(アコール)」(旧:WorkstyleOS(ワー…
15秒のスマホ動画を活用した就活アプリを展開する「Reelu」が5,000万円調達
2022年9月14日、株式会社Reeluは、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Reeluは、15秒のスマホ動画を活用した就活アプリ「Reelu(リール)」(β版)を運営して…
自然界の原理を応用した生成AI基盤モデルを開発する「Sakana AI」が資金調達
2024年9月17日、Sakana AI株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 シリーズAとして合計で約300億円の資金調達を完了しました。 Sakana AIは、進化や集合知など、自然界…
部活動向けプラットフォーム「BUKATOOL」を提供する「First Penguins」が資金調達
2025年3月25日、First Penguins株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 部活動、地域スポーツ、文化活動を支えるためのエコシステムを提供するプラットフォーム「BUKATOO…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集