法人カード「UPSIDER」Android版モバイルアプリをリリース

tips

2023年6月23日、株式会社UPSIDERは、提供する法人カードサービス「UPSIDER」のAndroidアプリをリリースしたことを発表しました。

UPSIDERは、成長企業向けの法人カードサービス「UPSIDER」や、ビジネスあと払いサービス「支払い.com」を提供しています。

「UPSIDER」は、2023年4月26日に、iOSアプリ(iPhone)をリリースしています。今回のAndroidアプリのリリースにより、ほぼすべてのスマートフォンユーザーが「UPSIDER」のモバイルアプリを利用できるようになりました。

「UPSIDER」には、バーチャルカードの発行・管理機能、会計処理の早期化を助けるSaaS機能などが備わっており、モバイルアプリではこうしたSaaS機能をスマートフォンから利用できます。

ほかにも、2ステップでの領収書登録、生体認証ログイン、決済の通知といった機能を備えています。


法人カード(法人向けクレジットカード)は、個人のクレジットカードと同じく、決済時はカード会社が加盟店に代金を立て替えて支払い、翌月末などの特定の日にカード利用者(法人)に一括で請求します。

つまり企業は法人カードを利用することで代金の支払いを遅らせ、さらに支払いをまとめることが可能です。これを資金繰りの改善のために活用している企業もあります。

このように利便性の高い法人カードですが、日本では法人カードの普及率・利用率が低くなっています。これは、創業期は信用の面から法人カードをつくるのが難しく、また作れたとしても実用に値する利用限度額ではないことが理由です。

また、既存のカード会社の利用限度額算定の仕組みは、過去3期分の決算書をベースとしていることから、成長企業の場合でも設立から間もない場合は赤字状態であると判断され、限度額が低くなるという課題があります。

UPSIDERは、こうした法人カードの課題を解決するため、法人カード「UPSIDER」を展開しています。「UPSIDER」は、成長企業でも実用に値する高い限度額のカードをスピーディに発行することを特徴としており、さらに会計処理を楽にするさまざまな機能を搭載しているため、業務効率化にも役立ちます。

利用率が低い法人カードですが、業務効率化に役立つものでもあるため、リソースの足りない創業期では大きな助けとなってくれるかもしれません。「冊子版創業手帳」では、法人カードの活用法や、おすすめのカードについて詳しく解説しています。

また、成長企業はその成長を確かなものにするため、戦略的な資金調達が重要となります。「資金調達手帳」では、さまざまな資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ Androidアプリ Fintech iOSアプリ UPSIDER アプリ クレジット・カード モバイルアプリ 後払い 成長企業 支出管理 支払い.com 株式会社 決済 法人カード 管理 資金調達 金融 領収書
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

イスラエル国防軍の技術を用いたサイバーセキュリティSaaS提供の「AironWorks」が9,000万円調達
2021年11月11日、AironWorks株式会社は、総額約9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イスラエル国防軍のUnit 8200出身エンジニアが開発した最先端テクノロジーを用…
シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営する「neuet」が「豊田合成」から資金調達
2023年3月16日、neuet株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、豊田合成株式会社です。 neuetは、シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営しています。 福岡市とは…
乳房用画像診断装置開発の「Lily MedTech」が資金調達
アフラック・イノベーション・パートナーズ合同会社は、株式会社Lily MedTechに出資を行ったことを発表しました。 リング型の超音波を用いた革新的乳房用画像診断装置を開発する、東京大学発の医療機器…
不整地における作業負担軽減や効率化に取り組むハードウェアスタートアップの「CuboRex」が7,500万円調達
2021年11月4日、株式会社CuboRexは、総額約7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ねこ車電動化キット「E-cat kit」や、電動クローラーユニット「CuGo」を開発・提供…
「TMIK」が8,000万円調達 AIによってオリジナルの楽曲を無限に生成するサービス「FIMMIGRM」をローンチ
2022年8月1日、株式会社TMIKは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、AIを活用した楽曲作成サービス「FIMMIGRM(フィミグラム)」をリリースしたことも併せて発…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集