「エデュコン」が書籍やデジタルコンテンツの著作権利用許諾の代行サービス「著作権処理代行サービス」をリリース

tool

2022年9月9日、株式会社エデュコンは、新サービス「著作権処理代行サービス」を2022年9月1日にリリースしたことを発表しました。

「著作権処理代行サービス」は、書籍やデジタルコンテンツの著作権利用許諾の代行サービスです。

独自のフォーマットに情報を入力することで、著作権の利用許諾に関して独自データベースから確認し、著作権許諾をスピーディに代行するサービスです。

対象は出版社など書籍やデジタルコンテンツを制作したい一般企業・個人を対象としています。

エデュコンはほかに、学習参考書・入学試験や模擬試験・映像教材・一般企業向け研修教材など、あらゆる教材の制作を手掛ける学習教材制作事業や教育映像コンテンツ制作事業などを展開しています。

小説、音楽、映像、絵画、新聞、雑誌などの著作物を自身の制作物の中などで使いたい場合は、使う際に著作権者に許可をとり、著作権使用料(印税)を支払う必要があります。

一方で、この許諾については作者ではなく出版社や権利団体が担っていることもあるため、著作物ごとに申請先を探す必要があります。これらを調べるのに時間がかかるため、一般的に1件の申請に1日かかるといわれています。

「著作権処理代行サービス」は、こうした著作物の利用許諾に関する申請を代行するサービスです。

利用する作品の情報と制作物の部数などの情報を提供するだけで、著作権処理が完了するまで代行してもらえるため、これまで時間がかかっていた著作権申請を大幅に効率化することが可能です。

株式会社エデュコンのコメント

このニュースを受けまして、株式会社エデュコンよりコメントが届きました。

・今回の新サービスの売りは何ですか?

GIGAスクール構想や、新型コロナ感染症の感染拡大に伴う企業のオンライン化により、かねてよりオンラインサービスを強みにしていた弊社は著作権処理代行の新サービスに踏み切りました。書籍だけでなく、デジタル領域の著作権処理を強みとしています。

・今後の展望を教えてください。

これからは、よりデジタル教育が加速すると考えられます。デジタル領域の著作権処理申請がスムーズにできるようになることで、デジタル教育の加速の促進に寄与できるよう努めたいと考えます。

・読者へのメッセージをお願いします。

企業の研修や資格試験など、映像教材やデジタル教材を利用する機会は、教育業界にかかわらず今後増加するでしょう。
その中で、著作権利用許諾が必要な際はぜひご相談ください。

著作権申請など自分でできるものの、膨大な時間がかかってしまう作業はいくつもあります。とくに創業期はリソースが不足しているため、こうした作業は外部に委託し効率化することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 便利なサービス
関連タグ エデュコン コンテンツ デジタル 代行 代行サービス 出版社 制作 学習教材 教材 新サービス 書籍 株式会社 著作権
詳細はこちら

【新サービス】書籍やデジタルコンテンツの著作権利用許諾の代行サービス「著作権処理代行サービス」をリリース

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

時空間解析プラットフォームをベースにDXサービスを提供する「スカイマティクス」が「三重トヨタ自動車」と資本業務提携
2024年5月28日、株式会社スカイマティクスは、三重トヨタ自動車株式会社との資本業務提携による資金調達を実施したことを発表しました。 スカイマティクスは、衛星・ドローンなどリモートセンシングデバイス…
DX・AI人材育成事業やAIデータ分析ツールなどを展開する「AVILEN」が「三菱UFJ信託銀行」と資本業務提携
2022年9月1日、株式会社AVILENは、三菱UFJ信託銀行株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 AVILENは、法人・個人向けのDX・AI人材育成事業や、DXコンサルティング…
尿によるがんの早期発見技術を開発する「Craif」が資金調達
2022年4月12日、Craif株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Craifは、酸化亜鉛ナノ構造体とマイクロ流路を組み合わせた独自のデバイス「ナノワイヤデバイス」により、尿中に含まれ…
ベンチャー企業向け採用代行「まるごと人事」などを提供する「マルゴト」が2.6億円調達
2024年3月26日、マルゴト株式会社は、融資と社債により総額2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 マルゴトは、ベンチャー企業向け採用代行「まるごと人事」などのオンライン業務代行…
遺伝子治療用ウイルスベクターの設計・開発・分析サービスなどを展開する「シンプロジェン」が9.2億円調達
2023年3月2日、株式会社シンプロジェンは、総額9億2,160万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シンプロジェンは、神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科発のバイオベンチャーです。 独…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集