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2023年6月9日在庫分析クラウド「FULL KAITEN」を展開する「フルカイテン」が8億円調達
2023年6月8日、フルカイテン株式会社は、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。
フルカイテンは、在庫分析クラウド「FULL KAITEN」を開発・提供しています。
在庫効率を向上させるための在庫分析機能を提供しています。
EC・店舗・倉庫すべての在庫をAIによって予測・分析し、商品力を簡単に見える化します。
プロパー消化率の向上、在庫移動の適正化、効果検証の質向上、不要な値引きの抑制、在庫回転率の向上、業務負荷と属人化の解消を実現します。
2023年は、導入企業の実売データを生かした新商品の需要予測を事業化するための研究を行っています。これによりサプライチェーンの川下にいる小売だけでなく、川中(卸売、商社、メーカー)へと遡り、余剰在庫の課題解決に貢献します。
小売では機会損失とならないよう在庫を適正に維持することが重要です。
しかし機会損失のリスクを恐れ過剰に在庫を抱えてしまう事業者が数多く存在しています。
過剰在庫を抱えてしまう理由には、需要予測や情報共有が不足していることが挙げられます。そのため、専用のシステムを導入し、在庫を管理することが重要です。
過剰在庫は、商品の劣化に伴う商品価値の低下、在庫管理の負担増加といった問題を引き起こすため、これを改善することで収益を改善することも可能です。
また、フルカイテンの市場調査によると、アパレル・ライフスタイル企業では、粗利益総額の80%は、販売する20%の商品から生み出されていることがわかっています。つまり、80%の商品はほとんど無駄となっているといえます。
一方で、こうした利益につながらず、むしろ赤字の原因となってしまっている商品は、仕入れてからでないと判断がつきません。
そのためフルカイテンは、現在の市場に適した在庫分析により、在庫の8割からこれまで以上の粗利を生み出すことで、利益改善を実現するクラウドサービス「FULL KAITEN」を提供しています。
デジタル化は、以前は非効率的だった業務を大幅に効率化する可能性があります。企業が利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。
また全社的なシステム整備のためには資金も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウも提供しています。
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