注目のスタートアップ

メタバースでの士業サービスを展開する「Robot Consulting」が資金調達

company

2023年5月29日、株式会社Robot Consultingは、資金調達を実施したことを発表しました。

Robot Consultingは、人事労務・助成金申請の補助システム「労務ロボ」の提供、メタバース上の法律について話が聞ける「ロボット弁護士」の開発、風評被害や労務問題を解決し、AIによって判例を調べられる「弁護ロボ」の開発を手がけています。

「労務ロボ」は、給与計算、勤怠管理などの労務管理をシステム化し、助成金の申請をサポートするサービスです。将来的にはメタバース空間とのサービスをシステムを通して連携し、バーチャル上で専門家に対話ベースで相談ができる世界を目指しています。

「弁護ロボ」は、弁護士事務所の判例情報の検索・参照や、関係会社から受理したデータの打ち込みなどの業務をAIや自動システムにより効率化・簡略化するものです。将来的には、バーチャル上で専門家に対話ベースで相談ができる世界を目指しています。

今回の資金は、システム開発などに充当します。


近年、働き方改革や労働者の労務意識の高まりにより、労働環境の整備が急務となっています。

働き方改革では、長時間労働の是正や多様な働き方の実現が推進されています。また、労働者の労務意識が高まるにつれて、労働者による労務面の指摘も増えています。

このような環境においては、従業員が安心して長く、そして生産的に働くことができる労働環境をしっかりと整備・改善していくことが重要です。

そこで、近年、社会保険労務士(社労士)や労務管理業務の重要性が高まっています。社労士は、労働法や社会保険に関する専門知識を有しており、企業の労務管理をサポートすることができます。

そのため社労士事務所では、より顧客企業の相談に寄り添ったり、高品質なコンサルティングを行えるようにするため、定型業務などを効率化するデジタル化が推進されています。

また、企業でも労務管理を効率化・高度化するシステムの導入が進んでいます。

これらの取り組みにより、労働環境の整備が進み、従業員が安心して長く、そして生産的に働くことができる環境が実現されることが期待されます。

創業手帳は無料で専門家の紹介を行っているため、労務相談を必要としている企業はこちらを活用できます。また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ メタバース ロボット 人事労務 助成金 労務管理 弁護士 株式会社 申請 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ダイナミックプライシングサービスなどを提供する「メトロエンジン」が10億円調達
2022年5月11日、メトロエンジン株式会社は、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 メトロエンジンは、ホテル・宿泊施設向けのレベニューマネジメントを支援するツール「メトロエンジン レ…
AIによる配達ルート最適化サービス提供の「オプティマインド」が10.13億円調達
2019年10月24日、株式会社オプティマインドは、総額約10億1,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIを活用し、ラスト・ワン・マイルの配送ルートを短時間で計算するクラウド・サービ…
「受動喫煙防止対策助成金」中小事業主による受動喫煙防止のための施設設備の整備を助成
厚生労働省は「受動喫煙防止対策助成金」の公募について発表しました。 中小企業事業主による受動喫煙防止のための施設設備の整備に対し助成することにより、事業場における受動喫煙防止対策を推進することを目的と…
監査法人向けAI証憑突合システム「ジーニアルAI」を提供する「ジーニアルテクノロジー」が6,000万円調達
2022年10月17日、株式会社ジーニアルテクノロジーは、総額約6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ジーニアルテクノロジーは、監査法人向けAI証憑突合システム「ジーニアルAI」を提…
「新モビリティサービス推進事業」補助金
国土交通省は「新モビリティサービス推進事業」の追加公募について発表しました。 交通事業者のデジタル化や、地域交通のキャッシュレス決済導入など、MaaS実装に向けた基盤整備を図るための支援を実施します。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集