創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年5月27日「物流脱炭素化促進事業」補助金 6/16締切

国土交通省は「物流脱炭素化促進事業」の公募開始を発表しました。
物流施設において再エネ関係施設を整備し、一体的かつ効率的にエネルギー共有を行うことにより物流事業全体の脱炭素化を図る事業に補助金を交付します。
補助金は、上限2億円・経費の1/2以内。
「補助対象設備・機器類」
・太陽光発電施設の新設(増設)
・蓄電池の新設(増設)
・EV充電設備の新設(増設)
・EVトラック等車両の導入
・エネルギーマネジメントシステムの導入
・先進的取組に必要な機器類の導入
申請受付期間:2023年5月19日(金)14:00~2023年6月16日(金)16:00
国土交通省によると、日本の部門別二酸化炭素排出量のうち、運輸部門は19.5%とかなりの割合を占めていることから、物流業界の脱炭素化は、地球温暖化対策として必要不可欠な取り組みとなっています。
一方、物流業界の脱炭素化にはいくつもの課題があります。たとえば、物流は輸送を必要とするため、燃料をかならず消費することになります。
また、物流業界では、小口配送の増加などにより業務負担が高まっている一方で、人手不足が進行していることから、効率的な輸送方法の確立が必要となっています。
こうした課題を解決するには、脱炭素化を図りつつも、テクノロジーを活用してさまざまな効率化を図っていくことが重要です。
「物流脱炭素化促進事業」は、太陽光発電の新設や、EVシフト、EMS(エネルギーマネジメントシステム)の導入など、物流の脱炭素化に必要となるさまざまな取り組みを支援する補助金です。
上手く活用し、物流の根本的な脱炭素化を実現しましょう。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 公募 助成金 国土交通省 物流 物流施設 物流脱炭素化促進事業 脱炭素化 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年7月1日、三菱商事株式会社は、三菱商事、三菱商事ロジスティクス株式会社、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、プロロジス、三井不動産株式会社、三菱HCキャピタル株式会社、三菱地所株式会社…
厚生労働省は、令和5年度「業務改善助成金」について発表しました。 業務改善助成金は、生産性向上に資する設備投資等(機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練)を行うとともに、事業場内最低賃金を…
総務省は「地域デジタル基盤活用推進事業」を実施しています。 「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、地方公共団体等によるデジタル技術を活用した地域課題解決の取り組みを総合的に支援するものです。 計…
国土交通省は、令和4年度第2次補正予算「中小企業イノベーション創出推進事業」の公募を2023年8月31日(木)から開始したことを発表しました。 SBIR制度において、革新的な研究開発を行うスタートアッ…
厚生労働省は「エイジフレンドリー補助金」について発表しました。 エイジフレンドリー補助金は、⾼齢者を含む労働者が安⼼して安全に働くことができるよう、中小企業事業者による高年齢労働者の労働災害防止対策や…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…