注目のスタートアップ

建機レンタル業界向けDXサービスを提供する「SORABITO」が8.4億円調達

company

2023年5月19日、SORABITO株式会社は、総額約8億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

SORABITOは、建機レンタル会社向けオンラインレンタル機能構築支援クラウド「i-Rental 注文」、建設機械の点検業務の効率化サービス「i-Rental 点検」、建機レンタル会社向けクラウド型業務支援ツール「i-Rental 受注管理」、建機レンタル会社向けAI経営分析「i-Rental AI」、建設業界専用のクレジットカード「建設スマートカード」を提供しています。

今回の資金調達により、SORABITO、SORABITOパートナーの知見・ネットワークを活かした、「i-Rentalサービス」の磨き込みと普及徹底を図ります。


建機レンタルとは、油圧ショベル・ブルドーザー・クレーンなどの建設機械を貸し出すビジネスです。

建機は大きな機械も多いことから保管コストがかかり、さらに建機自体も高価であることから、レンタルを選択する建設会社が多いという特徴があります。国内で利用されている建機の約6割はレンタルです。

建機レンタル業界は土木・建設業界の業績と比例しており、近年は自然災害に伴う復興、老朽化したインフラの修繕・再整備などのニーズを受けて堅調に推移しています。

近年、さまざまな業界でデジタル化が推進されています。建機レンタル業において効率化のニーズが高い業務として受発注業務が挙げられます。

建機のレンタルの受発注は主に電話によるやり取りによって行われ、アナログなコミュニケーションによって生じる非効率性が問題となっています。

さらに建設現場は24時間稼働している現場もあり、建機レンタルの需要は24時間ある一方で、建機レンタル会社は営業時間内にしか受発注を受けつけていないという課題があります。

SORABITOは、建機レンタル業界向けの受発注サービス「i-Rental 注文」や、その他業務効率化を実現するサービスを提供し、建機レンタル業界のデジタル化・DXに貢献しています。

効率化はどの企業でも大きな課題となっています。創業期は最新のシステムを導入できる機会でもあるため、効果的なシステムやツールを選定・導入するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI DX アプリ オンライン化 レンタル 受注 受発注 建機 建設 建設機械 株式会社 業務支援 注文 発注 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

住宅ローンプラットフォーム提供の「iYell」が「セゾンファンデックス」と不動産担保ローンにおいて業務提携
2021年5月21日、iYell株式会社は、株式会社セゾンファンデックスの取り扱う不動産担保ローンに関して、業務提携したことを発表しました。 iYellは、家を買いたい人、家を売りたい事業者、住宅ロー…
エンタメテック分野に特化した事業を展開する「IMAGICA EEX」と「地球科学可視化技術研究所」が業務提携
2023年5月30日、株式会社IMAGICA GROUPは、グループ会社の株式会社IMAGICA EEXと、地球科学可視化技術研究所株式会社が業務提携したことを発表しました。 IMAGICA EEXは…
不動産賃貸契約に特化した中小企業向け電子契約サービス「PICKFORM」がリリース
2022年5月18日、株式会社PICKは、「PICKFORM(ピックフォーム)」を開発し、2022年18日からサービスを開始したことを発表しました。 「PICKFORM」は、不動産賃貸契約に特化した、…
AIテスト自動化プラットフォーム「Magic Pod」運営の「TRIDENT」が3億円調達
2021年7月7日、株式会社TRIDENTは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIテスト自動化プラットフォーム「Magic Pod」を運営しています。 モバイルアプリテスト、ブラウ…
日米でVRゲームを開発する「Thirdverse」が5億円調達
2024年3月15日、株式会社Thirdverseは、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、この資金調達に伴い、株式会社ベリサーブと出資契約を締結し、資本業務提携を行いました。 直近で…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集