注目のスタートアップ

次世代の自動搬送システムを開発・提供する「LexxPluss」が資金調達

company

2023年5月11日、株式会社LexxPlussは、株式会社日本政策金融公庫から資本性ローン2億円の調達を実施したことを発表しました。

LexxPlussは、自動搬送ロボット「Hybrid-AMR」や、ロボット統合制御システム「Konnectt」など、次世代の産業インフラとなるロボティクス・オートメーション製品を開発・販売しています。

また、2023年2月に米国法人を設立し、自動搬送ソリューションのニーズが高まる米国市場での製品展開を開始しています。


国内では少子高齢化が進展しており、さまざまな業界で人手不足が深刻となっています。

物流倉庫や製造工場はとくに人手不足が課題となっており、テクノロジーを活用した自動化・省人化の取り組みが進んでいます。

もともと倉庫や工場ではベルトコンベアによる仕分けなどの自動化が行われていましたが、こうしたシステムは単一工程の自動化が多く、工程間の荷物・部品・製品の搬送は人手によって行われており、非効率が生じています。

現在、物流・製造業において自動化が進められているのが、この工程間搬送の領域です。

工程間の非効率をなくすような大掛かり機械設備は刷新するのに多大なコストがかかるため、大手企業であっても難しいことがあります。

こうした背景から、既存の設備のまま工程間搬送の自動化・省人化を実現できる、AMR(自律走行搬送ロボット)やAGV(無人搬送車)が注目を集めています。

AMRは、AIを搭載することで障害物を検知し、それを避けて自律的に走行する搬送ロボットです。

AMRは柔軟性が高いため、さまざまな現場でも導入できるというメリットがあります。

今後、物流や製造工場などでの導入事例が増え、市場の成長が期待されています。

効率化はどの企業でも大きな課題となっています。創業期は最新のシステムを導入できる機会でもあるため、効果的なシステムやツールを選定・導入するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AGV AMR LexxPluss システム ファクトリーオートメーション ロボット 倉庫 向上 株式会社 次世代 無人搬送車 物流 自動化 自動搬送 自律走行搬送ロボット 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「かんざし」がオンライン商談・面談サービス「クラウド商談どこでもSHOWBY」をリリース
2021年1月12日、株式会社かんざしは、「クラウド商談どこでもSHOWBY」を2021年1月12日から提供開始することを発表しました。 「クラウド商談どこでもSHOWBY」は、初期費用0円・月額利用…
動画で組織実行力を高めるマネジメント支援サービス提供の「ClipLine」が4.5億円調達
2022年2月15日、ClipLine株式会社は、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 動画で組織実行力を高めるマネジメント支援サービス「ClipLine」を提供しています。…
食が好きな人が集まって一緒にご飯が食べられるグルメ・アプリ運営の「キッチハイク」が2.5億円調達
2019年12月3日、株式会社キッチハイクは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 “食べるのが好き”な人同士で集まってご飯が食べられるグルメ・アプリ「キッチハイク」を運営し…
モノの貸し借りアプリ「Alilce.style」を提供する「ピーステックラボ」が「日本郵政キャピタル」と資本提携
2023年4月27日、株式会社ピーステックラボは、日本郵政キャピタル株式会社と資本提携したことを発表しました。 ピーステックラボは、モノの貸し借りアプリ「Alilce.style(アリススタイル)」、…
BtoB事業用駐車場プラットフォーム「at PORT」展開の「ランディット」が7,000万円調達
2021年10月13日、ランディット株式会社は、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 BtoB専用の事業用駐車場手配サービス「at PORT(アットポート)」を提供しています。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集