創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年4月29日【東京都】「滞在型旅行(ロングステイ)推進事業助成金」

2023年4月27日、公益財団法人東京観光財団は、「滞在型旅行(ロングステイ)推進事業助成金」の募集を開始したことを発表しました。
「支援対象者」
・都内の観光協会、商工団体、観光関連事業者など
「支援対象事業」
・多摩・島しょ地域における滞在型旅行(ロングステイ)に係る以下の新たな取り組み
ソフト事業:マーケティング、体験型コンテンツ開発、モニターツアー、ブランディング、プロモーションなど
ハード事業:ICT化、機器導入など
「助成金」
助成率:助成対象経費の3分の2以内
助成限度額:1,500万円(下限額100万円)
「アドバイザーによる支援」
・コンテンツ開発、プロモーションなどの専門家の助言などにより、事業計画の実行を支援
「支援対象期間」
2023年10月2日から最長で2025年10月1日まで(最長2年間)
ロングステイとは、短期間の観光目的の滞在ではなく、長期間その地域の生活を体験する旅行形態のことです。
その土地に住む人と同じような生活を送り、現地の文化や、習慣、そこに住む人々と交流するといった体験を目的としています。
また宿泊施設を転々とするのではなく、ひとつの宿泊施設に長く滞在するということもロングステイの特徴のひとつです。
ロングステイは観光客に対し新たな観光体験を提供できるほか、その地域に対してもさまざまな効果をもたらします。
たとえば観光客は長期間同じ場所に滞在することになるため現地で食品や日用品といった商品を購入することになります。ほかにもその地域に愛着が湧けばロングステイ終了後にも、短期の旅行やロングステイなどでリピーターとして訪れてもらうことが期待できます。これは関係人口の創出につながるものとして認識されています。
また、宿泊施設としても、部屋の清掃やチェックイン・チェックアウトの手続きの手間が少なくなることから、業務の負担軽減も期待できます。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | ロングステイ 公益財団法人 助成金 東京観光財団 東京都 滞在型旅行(ロングステイ)推進事業助成金 補助金 観光 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
公益財団法人市村清新技術財団は、「新技術開発助成」の公募について発表しました。 広く科学技術に関する独創的な研究や新技術を開発し、これを実用化することによって我が国の産業・科学技術の新分野等を醸成開拓…
2022年5月17日、あめつちデザイン株式会社は、「体験Eコマース」を「渓流荘しおり絵」(長野県松本市)において、2022年5月6日から提供開始したことを発表しました。 「体験Eコマース」は、宿泊施設…
「IT導入補助金2025」における「通常枠:3次締切」「セキュリティ対策推進枠:3次締切」「インボイス枠(インボイス対応類型):3次締切」の補助事業者の採択が発表されました。 中小企業・小規模事業者等…
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」のご案内です。 先進的な省エネ設備や、工場・事業場に合わせた特注品、電化や脱炭素目的の燃転を伴う設備等の更新費用の一部を支援する補助金です。 工場…
地域の資源を活かし、未来をひらく挑戦を。気仙沼市が新たな事業者・起業者を募集! 気仙沼市において新たな取組、地域課題の解決につながる取組みに挑戦する皆様の想いに対し、補助金制度で力強くサポートします。…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…