注目のスタートアップ

モノの貸し借りアプリ「Alilce.style」を提供する「ピーステックラボ」が「日本郵政キャピタル」と資本提携

company

2023年4月27日、株式会社ピーステックラボは、日本郵政キャピタル株式会社と資本提携したことを発表しました。

ピーステックラボは、モノの貸し借りアプリ「Alilce.style(アリススタイル)」、モノの定額制シェアリングサービス「Alice.style PRIME」を提供しています。

「Alilce.style」は、家電、美容器具、デジタルカメラなど、さまざまなモノを法人・個人から都度レンタルできるサービスです。

今回の提携の第1弾として、物流倉庫を日本郵便株式会社東京多摩物流ソリューションセンターへと移設しています。今後、郵便局ネットワークを活用した取り組みなど、シェアリングサービスにおける物流課題解決とDX推進による業務効率の改善を目指します。


スマートフォンの普及によって多くの人びとがインターネットにアクセスできる環境を得たことで、新たなビジネスモデルが注目されるようになりました。

インターネットを活用したシェアリングサービスはそのうちのひとつです。

シェアリングサービスとは、モノや空間などをひとりで所有するのではなく、複数人で利用することにより、ひとりあたりのコストを下げ、多くの人の利用のハードルを下げるサービスです。

SDGsの推進によって、モノの利用における持続可能な仕組みが求められたことで、さらに注目が高まっています。

モノのシェアリングサービスを展開する事業者には、モノの保管・物流などにコストがかかります。

物流コストを圧縮するには、1度の貸し借りの期間に制限を設け、ユーザーに長く利用してもらうといった方法が考えられますが、ユーザーにとっては期間的な制限がないほうが利便性が高いため、シェアリングサービスとしてのメリットを打ち消さない方法でコスト削減を考えなくてはなりません。

ピーステックラボは、日本郵政グループとの提携により、物流の効率化によって利便性の高いサービスを実現していく方針です。

レンタルサービスなどは資金に制限のある創業期において便利な存在です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期にとって大きな投資となるオフィスについて、レンタルやコワーキングスペースのメリット・デメリットを比較し、おすすめの形態を解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Alice.style PRIME Alilce.style アリススタイル サブスクリプション シェアリングエコノミー シェアリングサービス ピーステックラボ モノ 定額 日本郵政キャピタル 株式会社 貸し借り 資本提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

帰らない日は家賃がかからない家「unito」展開の「Unito」が1.2億円調達
2022年1月19日、株式会社Unitoは、総額約1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 帰らない日数分の家賃が差し引かれる料金システム“リレント”を採用した住宅サービス「unit…
個人投資家が100万円から投資できるユニコーン企業投資ファンド「HiJoJoユニコーンファンド」のオンライン販売が決定
2021年2月22日、HiJoJo Partners株式会社は、「HiJoJoユニコーンファンド(ヒジョージョー・ユニコーンファンド)」のオンライン販売を決定したことを発表しました。 「HiJoJoユ…
生活に溶け込むスマートホーム製品を展開する「mui Lab」が3億円調達
2022年11月11日、mui Lab株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 mui Labは、ユビキタスコンピューティングの祖であるマーク・ワイザー氏が提唱した設計思想であ…
訪問看護・介護の訪問スケジュール調整を自動化するクラウドサービス「ZEST」を提供する「ゼスト」が7.6億円調達
2022年8月10日、株式会社ゼストは、総額約7億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ゼストは、訪問看護・介護・診療の最適な訪問スケジュールを自動割当するクラウドサービス「ZEST…
緊急情報をAIで収集するサービスなどの「JX通信社」が5億円調達
2019年7月11日、株式会社JX通信社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SNS上の災害・事故・事件などの緊急情報を、AIで収集するリスク情報SaaS「FASTALERT(…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集