創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年4月10日LTEゲートウェイや映像マネジメントソリューションなどを提供する「アムニモ」が「アイテック阪急阪神」と資本業務提携

2023年4月6日、アムニモ株式会社は、アイテック阪急阪神株式会社と資本業務提携を締結したことを発表しました。
アムニモは、産業用LTEゲートウェイや、ビデオマネジメントシステム(VMS)、IoTルーターなどを開発・提供しています。
アムニモのLTEゲートウェイは、エッジコンピューティングに最適化されているほか、瞬停対策機能、複数SIMの高速切替、クラウド連携による自動初期設定・遠隔保守などの機能を有した高機能LTEゲートウェイです。
また、4つのPoEポートに4台のカメラを同時に接続可能であり、ビデオソリューション(IoT監視カメラなど)で活用することができます。
アイテック阪急阪神は、阪急阪神東宝グループのシステムインテグレータとして、さまざまなシステム開発を手がけています。
アムニモのシステムはすでに阪急阪神の防犯カメラソリューションで採用されており、今後、エッジゲートウェイにAIチップを搭載し、エッジでAI画像処理を行うサービスを提供する予定です。
今後、通信装置やエッジAIによるAIソリューションの開発など、アイテック阪急阪神と共同し新たなサービスを提供していきます。
コンピューターの計算能力の向上により機械学習が進歩し、AIは急速な発展を遂げました。すでにAIはさまざまな領域で活用されており、ビジネスの高度化・業務効率化にとって重要な技術となっています。
AIは、これまでコンピューターが扱うことが難しかった、テキスト・画像・音声などの高度な分析・解析を可能にしました。
とくに画像解析はカメラという安価かつありふれた機械で、さまざまなデータの取得・解析が可能となることから、さまざまな分野で活用されています。
そして近年急速に防犯カメラ・監視カメラの領域でAIやIoTの活用が進んでいます。
こうしたIoTカメラでは、リアルタイムなデータ分析を可能にするためエッジAIが実装されていることがあります。
LTEゲートウェイ・エッジゲートウェイ・IoTゲートウェイと呼ばれる機器は、こうした現場の端末をつなぎ、データを1か所に収集するために利用される機器です。
アムニモは、高機能LTEゲートウェイの提供を通じ、IoTソリューションの普及・活用に貢献しています。
IoTなどテクノロジーの活用は、業務効率化や省人化のために重要なものです。創業期はコストの面から多くのシステムの導入は難しいかもしれませんが、優先度の高いものから導入することで、創業期から効率的な業務を行うことができるでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI IoTカメラ LTEゲートウェイ アイテック阪急阪神 アムニモ エッジ エッジAI エッジゲートウェイ エッジコンピューティング カメラ ソリューション ビデオマネジメントシステム マネジメント 映像 株式会社 監視カメラ 資本業務提携 防犯カメラ |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年4月1日、株式会社SQUEEZEは、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラウド型ホテル運営ソリューションを提供しています。 ICTとクラウド・ワーカーを活用して省人化された…
2021年1月4日、株式会社メトセラは、総額約13億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 心不全を対象とした新たな細胞療法の研究開発に取り組んでいます。 開発する「MTC001」はV…
2023年10月30日、株式会社オリエントコーポレーションは、Future株式会社と、資本業務提携したことを発表しました。 Futureは、EV原付などの電動モビリティの開発・販売や、モビリティシェア…
2022年3月7日、株式会社ICBREAKは、「SOMUA CLUB(ソムアクラブ)」を正式リリースしたことを発表しました。 「SOMUA CLUB」は、韓国ゴルフウェアのコミュニティ型ECです。 コ…
2024年1月25日、株式会社インゲージは、デットファイナンスにより総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 インゲージは、顧客対応クラウド「Re:lation」を開発・提供しています。 複…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…