注目のスタートアップ

現場DXプラットフォームを提供する「カミナシ」が30億円調達

company

2023年3月29日、株式会社カミナシは、総額約30億円の資金調達を実施したことを発表しました。

カミナシは、現場DXプラットフォーム「カミナシ」を提供しています。

手書き情報のデータ化・集計・報告など、これまで紙やエクセル(表計算ソフト)で行っていた事務作業・ルーチンワークをデジタル化し、情報・書類の一元管理を実現するサービスです。

今後、業務・人・コミュニケーションの3つの領域のプロダクトを開発し、ひとつの画面上でより多くの業務効率化を実現する現場向けのオールインワンサービスの提供を目指します。

第1弾として、短期の時給労働者などフロー型人材の入退社手続き・管理・戦力化までをカバーする機能を持つ”人”領域の新プロダクトを2023年中にリリースする予定です。


世界の労働人口の約80%は、建設・製造・農業・運輸・教育・ヘルスケア・小売・ホテルなどのノンデスクワーカーであり、国内では約半数がノンデスクワーカーです。

このようにノンデスクワーカーは労働人口において大きな割合を占めているものの、現在提供されているITツール・ソリューションはデスクワーカー向けのものがほとんどであり、ノンデスクワーカーのデジタル化が進んでいないという状況にあります。

カミナシは、業務の標準化、書類のペーパーレス化、自動作成、作業記録の自動チェックなど、現場における事務作業・ルーチンワークを効率化するサービス「カミナシ」により、現場のデジタル化を推進しています。

今後はマルチプロダクト化を推進し、さまざまな業務をデジタル化し、現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援していくようです。

経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDXが成功しなければ年間最大12兆円の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。このようにDXやデジタル化は現場に限らず、どの業界でも重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DX エクセル オールインワン カミナシ コミュニケーション データ デジタルトランスフォーメーション デジタル化 ノンデスクワーカー ノンデスク産業 プラットフォーム ペーパーレス化 一元管理 効率化 書類 株式会社 業務効率化 現場 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI電話オペレーターによる電話業務の完全自動化サービス「nocall.ai」を開発・提供する「Passionate Genius」が資金調達
2023年12月26日、株式会社Passionate Geniusは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「nocall.ai(ノーコールドットエーアイ)」をリリースしたことも併せて発表しま…
株式会社Medi-LX 池辺諒|医療教育サービス事業で注目の企業
医療教育サービス事業で注目なのが、池辺諒さんが2019年11月に創業した株式会社Medi-LXです。 高齢化社会や世界的なパンデミックなど、今後ますます医療人材の育成が求められる時代に突入します。 特…
「一般社団法人プロティアン・キャリア協会」が「富士通ラーニングメディア」と業務提携 「CX×DX実践プログラム(入門編)」を共同開発
2022年6月28日、一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、株式会社富士通ラーニングメディアと、業務提携契約を締結したことを発表しました。 プロティアン・キャリア協会は、法人向けにセミナー・eラー…
ゼオライト触媒技術の実用化を目指す「iPEACE223」が3億円調達
2025年6月11日、iPEACE223株式会社は、約3億円の資金調達を発表しました。 iPEACE223は、エチレンからプロピレン製造が可能なゼオライト触媒技術の実用化に向けて、バイオエタノールから…
歯科医療従事者のためのシェアリングプラットフォームを運営する「HANOWA」が1.55億円調達
2023年5月18日、株式会社HANOWAは、総額1億5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 HANOWAは、歯科医療従事者のためのシェアリングプラットフォーム「HANOWA」を運営し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集