創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年3月24日GHG排出量算定・開示・削減を支援するソリューション「zeroboard」を提供する「ゼロボード」が資金調達

2023年3月24日、株式会社ゼロボードは、資金調達を実施したことを発表しました。
また、2023年3月23日にシリーズA総額で約25億円の資金調達が完了したことを発表しました。
ゼロボードは、GHG(温室効果ガス)排出量算定・開示・削減を支援するソリューション「zeroboard」を提供しています。
脱炭素経営パートナーとして、GHG排出量算定・開示・削減までを一気通貫で支援するソリューションです。
企業活動・サプライチェーン由来のGHG排出量をクラウド上で算定・可視化し、最適なGHG削減ソリューションを提供しています。
サードクローズでは、三菱商事株式会社、株式会社脱炭素化支援機構を新たに株主として迎えました。三菱商事株式会社は2022年8月より協業を開始し、当社の海外展開も連携して進めております。
今回シリーズAを通して調達した資金は、「zeroboard」のプロダクト機能開発の加速化、顧客伴走型で支援するカスタマーサクセスなど専門人材の採用強化、海外展開充当します。
世界的な気候変動の対策として、CO2を中心としたGHG(温室効果ガス)の削減に向けた取り組みが各国で加速しています。
とくに大企業においては、事業者自らが排出するGHGの削減だけでなく、サプライチェーン全体のGHG排出を削減していくことが求められています。
一方、サプライチェーンは企業の規模が大きくなるほど複雑になり、サプライチェーン全体の排出量(サプライチェーン排出量)を把握することは従来のシステムでは困難です。
こうした背景からGHG排出量・サプライチェーン排出量を算定するツールやシステムのニーズが高まっており、現在さまざまなソリューションやツールが提供されています。
ゼロボードは、GHG排出量を算定するシステムの提供だけでなく、GHG削減ソリューションを提供するパートナー企業と協力し、削減に向けた具体的なソリューションをクライアント企業に提供していることを特徴としています。
環境、社会、ガバナンスに配慮する企業に積極的に投資するESG投資が世界的に盛んとなってきています。サプライチェーン排出量を把握・管理することは投資家に対するアピールにもなります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | GHG クラウド サプライチェーン ソリューション 削減 可視化 排出量 株式会社 温室効果ガス 脱炭素経営 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年9月28日、株式会社ボルテックスは、「東京オフィス検索」において、複数の賃貸オフィスをオンラインで同時に内見することができるサービスを開始したことを発表しました。 「東京オフィス検索」は、ビ…
2021年12月6日、株式会社Atomisは、総額12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 新素材である多孔性配位高分子(PCP/MOF)の開発や量産に向けた研究開発、CO2分離変換によるカー…
2022年10月5日、株式会社Sake RDは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sake RDは、中国市場での日本酒販売・消費体験向上のため、2022年4月末に創業した…
2022年11月1日、株式会社アジラは、資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、シリーズBラウンド調達総額は約6.4億円となりました。 引受先は、阪急阪神不動産株式会社のCVCファンドであ…
2024年3月11日、株式会社カルディオインテリジェンスは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、Samurai Incubate Fund7号投資事業有限責任組合(運営:株式会社サムライ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

