注目のスタートアップ

腸内フローラ検査サービス「マイキンソー」を提供する「サイキンソー」が資金調達

company

2023年3月16日、株式会社サイキンソーは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、ソーシャルショッピングサイト「BUYMA(バイマ)」を運営する株式会社エニグモです。

サイキンソーは、腸内フローラ検査サービス「マイキンソー(Mykinso)」を提供しています。

2022年12月には、SOMPOヘルスサポートと共同開発した法人・団体向けに腸内フローラ検査「マイキンソー Hana」を発表し、花粉症などの個別の疾患やニーズに合わせた検査サービスの拡充にも取り組んでいます。

さらに、2023年4月から、医療機関向けに口腔内フローラを自宅で検査することができる新サービス「マイキンソー オーラル」の提供を開始する予定です。

今回の資金は、「マイキンソー」の機能強化に向けた開発体制の増強、LTV向上に向けたカスタマーサポート体制の強化、新規事業の研究・開発、海外展開などに充当します。


人間の腸内には多種多様な細菌が生息しています。これを腸内フローラと呼びます。

腸内フローラは、消化できない食べ物を良い栄養に変える、腸内のバリア機能を向上させる、腸内フローラのバランスを保って健康を維持する、という3つの役割を担っています。

腸内細菌は人間の体質だけでなく、性格にすら影響を与えているという研究結果が報告されており、医療だけでなくヘルスケアの分野でも大きな注目を集めています。

サイキンソーは、検査キットにより便を採取し郵送することで腸内フローラを検査できる検査サービス「マイキンソー」により、手軽な腸内フローラ検査の手段を提供しています。

また、今後エニグモは、サイキンソーが、腸内フローラデータを活用しフードやサプリメントの領域に進出していく際、「BUYMA」の顧客に提供しながら、イーコマースの知見を活用し、成長を支援するとしています。

今後のサイキンソーの検査事業以外への事業拡大に注目が必要です。

企業の成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BUYMA Mykinso エニグモ サイキンソー バイマ ヘルスケア マイキンソー マイキンソー オーラル 株式会社 検査 細菌叢 腸内フローラ 腸活 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

発酵にまつわる商品を扱う「発酵デパートメント」を運営する「発酵デザインラボ」と「CAPES」が資本業務提携
2022年10月28日、発酵デザインラボ株式会社は、株式会社CAPESと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 発酵デザインラボは、醤油、味噌、漬物、酒類など、発酵にまつわる幅広い商品を扱う…
独自開発IoTデバイスを活用したOMOマーケティングなど展開の「アドインテ」が21.25億円調達
2020年6月8日、株式会社アドインテは、総額21億2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自開発したIoT端末「AIBeacon」を活用したOMOマーケティングや、リテール・メディ…
脂肪組織由来の多機能血小板である「ASCL-PLC」の事業化に取り組む「AdipoSeeds」が1.52億円調達
2022年3月7日、株式会社AdipoSeedsは、総額1億5,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AdipoSeedsは、脂肪組織由来の多機能血小板である「ASCL-PLC」の事業化…
総合電子書籍ストア「ブックライブ」などを展開する「BookLive」が「テレビ朝日」と資本業務提携
2023年3月10日、株式会社BookLiveは、株式会社テレビ朝日と資本業務提携を実施したことを発表しました。 BookLiveは、総合電子書籍ストア「ブックライブ」や、電子コミックストア「ブッコミ…
クラウド型AI診断支援ソリューション提供の「DeepEyeVision」が資金調達へ
2020年2月5日、DeepEyeVision株式会社は、資金調達を実施することを発表しました。 引受先は、株式会社ディープコアが運営するAI特化VCファンド「DEEPCORE TOKYO 1号 投資…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集