注目のスタートアップ

スポーツジム向けオーダーメイドサプリメントサーバー「GRANDE」などを展開する「ドリコス」が3.3億円調達

company

2023年7月25日、ドリコス株式会社は、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ドリコスは、ヘルスケアの領域で、データとハードウェアをかけ合わせ、健康の自動化を実現するヘルスケアオートメーション事業を展開しています。

現在、スポーツジム向けオーダーメイドサプリメントサーバー「GRANDE(グランデ)」や、オーダーメイドサプリメントサーバー「healthServer」、女性向けのサプリメントサーバー「+me(プラスミー)」、栄養メディア(Nutories)、ヘルスケアオートメーション技術を軸とした企業との協業などを展開しています。

「GRANDE」は、オーダーメイドサプリの提供のほかに、体組成データの自動連携、体組成データ・生活習慣をもとにした配合提案、適切な目標設定などのアドバイスを行います。これによりジム会員の満足度向上・継続モチベーションを向上させ、一般的なスポーツジム会員継続率に比べて約3倍の継続率を実現しています。

今回の資金は、「GRANDE」を中心とした設置拡大・機能拡充、領域拡大に向けた営業、カスタマーサクセス、開発の採用強化などに充当します。


現在、国内の人口の約15%が生活習慣病の患者であると言われており、健康な長寿を妨げる最大の要因となっています。また、国民の医療費にも大きな影響を与えているため、ヘルスケアや予防医学の重要性が高まっています。

さらに、医療・ヘルスケアビジネスは、国内や先進国では高齢化の進展、世界的には人口増大の影響を受け、急激に市場が拡大しています。

日本は世界に先駆けて超高齢社会に突入していることもあり、医療・ヘルスケア産業を成長産業に押し上げるための動きが活発化しています。

こうした背景から、ヘルスケアの領域ではさまざまなスタートアップが登場し、独創的なアイデアが試されています。

ドリコスは、データとハードウェアをかけ合わせ、自動的に健康が実現できるプロダクトやソリューションを手がけるヘルスケアオートメーション事業を展開しています。

自身の健康を保つには、自身の状態を把握し、運動を習慣化し、健康的な食事を心がけ、そして日々の身体データを記録するという主体的な取り組みが必要となります。

一方で人間は短期的な成果は得られず、成果を得るには長期的な取り組みが必要となる場合には、ほとんどが途中で脱落してしまいます。

そのためヘルスケアに関しては、テクノロジーを駆使し、なるべくユーザーの負担を軽減するようなサービスやプロダクトが人気となっています。

ヘルスケアは企業の健康経営にとても重要です。たとえば、雇用人数が50人未満の事業場のストレスチェックは任意とされていますが、生産性の向上のためにも実施したほうがよいでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

また、健康に働くことができる職場環境を整備するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ GRANDE healthServer Nutories ウェルビーイング オーダーメイド オーダーメイドサプリ オートメーション グランデ サーバー サプリメント サプリメントサーバー ジム スポーツ データ ドリコス ハードウェア フィットネス プラスミー ヘルスケア ヘルスケアオートメーション 健康 栄養 株式会社 自動化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ファッションアイテムのサステナブルアウトレットモール「SMASELL」を展開する「ウィファブリック」が7.5億円調達
2022年11月29日、株式会社ウィファブリックは、総額7億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ウィファブリックは、ファッションアイテムのサステナブルアウトレットモール「SMASE…
ビジネス課題の解決に特化したマッチング・プラットフォーム「ビジマッチ」がリリース
2020年4月30日、株式会社MSデジタルは、「ビジマッチ」のサービス提供を2020年4月から開始したことを発表しました。 「ビジマッチ」は、ビジネス課題の解決に特化したマッチング・プラットフォームで…
フレッシュペットフード「ココグルメ」などを手がける「バイオフィリア」が3.7億円調達
2024年1月24日、株式会社バイオフィリアは、総額3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 バイオフィリアは、犬用フレッシュペットフード「CoCo Gourmet(ココグルメ)」、…
オフグリッド電力供給サービスを展開する「VPP Japan」がシンジケートローンにより103.4億円調達
2023年3月14日、株式会社アイ・グリッド・ソリューションズは子会社の株式会社VPP Japan、株式会社みずほ銀行をアレンジャーとしたシンジケートローンにより総額103.4億円の資金調達を実施した…
ワンストップ金融コンサルティングサービス「マネプロ」などを展開する「ブロードマインド」が「終活・相続サポートサービス」の提供を開始
2023年6月1日、ブロードマインド株式会社は、「終活・相続サポートサービス」の提供を開始することを発表しました。 ブロードマインドは、ワンストップ金融コンサルティングサービス「マネプロ」、資産運用・…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集