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2023年3月14日Web3領域におけるビジネスインフラを開発・提供する「REVELYA」が資金調達

2023年3月13日、株式会社REVELYAは、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、自社設計のオリジナルサーバーを基軸としたデータ配信などサーバープラットフォームビジネスを展開する株式会社Link-Uです。
REVELYAは、Web3領域でのシステム・アプリ開発や、コンサルティング、マーケティング事業を展開しています。
今回の資金調達により、Web3領域への参入を目指す企業に、REVELYAとLink-Uが有するブロックチェーン・開発・コミュニティ・NFTなどのリソースを提供します。
また、メタバース開発事業、ブロックチェーン開発・支援事業、IEO(イニシャルエクスチェンジオファリング、暗号資産による資金調達)の認知拡大・支援事業を強化します。
暗号資産(仮想通貨)の基盤技術として知られるブロックチェーンを実装した次世代のインターネットのことをWeb3といいます。
既存のインターネットは、特定の企業(とくに巨大IT企業)が個人情報を独占してしまうといったプライバシーの問題、企業の一存でユーザーの権利がコントロールされてしまうといった権利の問題など複数の問題を抱えています。
Web3は、ブロックチェーン技術を活用することでデジタルデータの改竄やコピーを防ぎ、デジタルデータをユーザーが直接保有できるようにすることで、インターネット上の権利をユーザーの手に戻すことを目指しています。
たとえば、ブロックチェーン技術を利用したNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)は、インターネットにおけるデジタルデータの扱いや流通を変革します。
NFTとは、ブロックチェーンにより、改竄されていないことや個人が所有していることを証明する証明書のようなデータを記録したデジタルデータのことです。
NFTはさまざまな領域での活用が想定されており、すでにサービスが開始されているものでは、アニメーション作品のセル画やデジタルアートを限定で販売したり、デジタルアートの取引などがあります。
NFTはデジタルデータの流通において必要不可欠なコア技術となると注目されています。
このようにWeb3周辺の技術・サービスは既存のインターネットの仕組みでは実現できなかったことを実現できる可能性があり、現在さまざまな企業・組織がその可能性を探っているという状況にあります。
事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
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