注目のスタートアップ

ナレッジワーカーのためのセカンドブレインソフトウェアを開発する「mindbento」が2,000万円調達

company

2023年3月6日、mindbento株式会社は、総額2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

mindbentoは、ナレッジワーカーのためのセカンドブレインソフトウェアを開発しています。

メモ・画像・URL・PDFなど、オンライン上に散らばっている情報を一元管理し、AIによって自動でタグ付けを行うことで、必要な情報を素早く取り出すことを可能とする、いわゆるナレッジマネジメントツールです。


個人・組織が収集したり思いついたりした知識・知見(ナレッジ)は、整理しまとめておくことで、忘れてしまったとしても後ほど思い出すことができ、さらにそれを他者に共有することができます。

こうした情報を管理・活用するアナログな道具としては、ノートやメモ帳などが活用されており、デジタル時代においてはEvernoteなどのデジタルメモアプリが大きな成長を遂げました。

また近年はNotionが凄まじい勢いで成長し、2012年にスタートした同社は、2020年にユニコーン企業になっています。

こうしたナレッジマネジメントツールの領域では、第二の脳(セカンドブレイン)として機能することを志向するツール(Obsidian、Roam Researchなど)がいくつか見られます。

第二の脳とは、ただ知識を蓄積していくだけでなく、それら知識をつなげ、新たな考えのもととしたり、何らかの知的生産の土台とすることを目的としています。つまり思考をサポートする外部システムといえます。

AIの登場によって定型作業が自動化されていくことが予測される時代において、知的生産の重要性は相対的に高まっていくため、ナレッジマネジメントツールは重要なツールとして大きく成長すると考えられます。

創業期はコストの面から、業務効率を向上させるツール・サービスを厳選して導入する必要があります。「冊子版創業手帳」では、創業期に特化した社内システムの構築のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ mindbento Personal Knowledge Management PKM セカンドブレインソフトウェア ツール ナレッジマネジメント 一元管理 情報 整理 株式会社 知識 知識管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

小型SAR(合成開口レーダー)衛星開発・運用の「QPS研究所」が38.5億円調達
2021年12月9日、株式会社QPS研究所は、総額38億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自開発した小型衛星用の収納式大型軽量アンテナにより、従来のSAR(合成開口レーダー)衛…
アスリートのコンディション・体調管理システム「ONE TAP SPORTS」提供の「ユーフォリア」が資金調達
2019年12月12日、株式会社ユーフォリアは、資金調達を実施したことを発表しました。 アスリートのコンディション・体調管理システム「ONE TAP SPORTS(ワンタップ・スポーツ)」を開発・提供…
オンライン教育サービス「BOOSTA」において新卒研修「AIエンジニア育成特別コース」が開始
2021年2月9日、INTLOOP株式会社は、運営する「BOOSTA」において「AIエンジニア育成特別コース」の受講生募集を開始したことを発表しました。 「BOOSTA」は、オンライン教育サービスです…
「トランスコスモス」がAIにより文書のデータ化を自動化するAI OCR「SmartRead」などを提供する「Cogent Labs」と資本業務提携
2023年5月15日、トランスコスモス株式会社は、株式会社Cogent Labsと、資本・業務提携を締結したことを発表しました。 Cogent Labsは、AIにより文書のデータ化を自動化するAI O…
オフィス向け置き社食サービス「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」運営の「KOMPEITO」が4億円超調達
2020年10月27日、株式会社KOMPEITOは、総額4億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 オフィス向け置き社食サービス「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を運営していま…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集