創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年3月7日ナレッジワーカーのためのセカンドブレインソフトウェアを開発する「mindbento」が2,000万円調達

2023年3月6日、mindbento株式会社は、総額2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
mindbentoは、ナレッジワーカーのためのセカンドブレインソフトウェアを開発しています。
メモ・画像・URL・PDFなど、オンライン上に散らばっている情報を一元管理し、AIによって自動でタグ付けを行うことで、必要な情報を素早く取り出すことを可能とする、いわゆるナレッジマネジメントツールです。
個人・組織が収集したり思いついたりした知識・知見(ナレッジ)は、整理しまとめておくことで、忘れてしまったとしても後ほど思い出すことができ、さらにそれを他者に共有することができます。
こうした情報を管理・活用するアナログな道具としては、ノートやメモ帳などが活用されており、デジタル時代においてはEvernoteなどのデジタルメモアプリが大きな成長を遂げました。
また近年はNotionが凄まじい勢いで成長し、2012年にスタートした同社は、2020年にユニコーン企業になっています。
こうしたナレッジマネジメントツールの領域では、第二の脳(セカンドブレイン)として機能することを志向するツール(Obsidian、Roam Researchなど)がいくつか見られます。
第二の脳とは、ただ知識を蓄積していくだけでなく、それら知識をつなげ、新たな考えのもととしたり、何らかの知的生産の土台とすることを目的としています。つまり思考をサポートする外部システムといえます。
AIの登場によって定型作業が自動化されていくことが予測される時代において、知的生産の重要性は相対的に高まっていくため、ナレッジマネジメントツールは重要なツールとして大きく成長すると考えられます。
創業期はコストの面から、業務効率を向上させるツール・サービスを厳選して導入する必要があります。「冊子版創業手帳」では、創業期に特化した社内システムの構築のノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | mindbento Personal Knowledge Management PKM セカンドブレインソフトウェア ツール ナレッジマネジメント 一元管理 情報 整理 株式会社 知識 知識管理 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年7月2日、株式会社日本クラウドキャピタルは、田所雅之氏が顧問に就任することを発表しました。 日本クラウドキャピタルは、日本初の株式投資型クラウドファンディング・サービス「FUNDINNO(フ…
2019年9月18日、株式会社Bassetは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、Coral Capitalです。 仮想通貨交換業者・行政機関・警察・司法機関向けの、ブロ…
2024年6月18日、オーティファイ株式会社は、総額約20億円(1,300万米ドル)の資金調達を実施したことを発表しました。 オーティファイは、AIを活用したソフトウェアテスト自動化ツール「Autif…
2022年4月13日、株式会社DATAFLUCTは、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DATAFLUCTは、データ活用に必要なすべてをSaaS/PaaSで提供し、データ活用の民主化…
2020年3月12日、エリー株式会社は、総額約4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 蚕を原料とした次世代食品「シルクフード」を開発しています。 蚕は、タンパク質やビタミンなどの基本的…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…