創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年3月3日観葉植物・花のD2Cオンラインストア「AND PLANTS」を運営する「Domuz」が1億円調達

2023年3月3日、株式会社Domuzは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Domuzは、観葉植物・花のD2Cオンラインストア「AND PLANTS」を運営しています。
ライフスタイルに合わせた植物を提案する「パーソナル診断」、80%リサイクルプラスチックで作られたベルギー発のプランター「ECOPOTS」の採用、購入した植物の管理方法が書かれたケアカードの同梱などを特徴としています。
今回の資金は、さらなるサービス改善、デジタル化を推進するための開発に充当します。
花卉市場は、生産者が減少していることもあり、産出額は1998年の6,300億円をピークに減少を続け、2020年には3,300億円となっています。
コロナ禍ではおうち時間の充実やストレスの軽減のため、観葉植物や家庭菜園などの需要が高まりましたが、冠婚葬祭などのイベント自粛の影響で需要の高かった切り花などの需要が大幅に減少しており、全体としては下がり気味となっています。
国産花卉の流通の特徴は、品目・品種が多種多様であること、小売構造が零細で、卸売市場経由率が約7割と高いことが挙げられます。
農業全体の傾向でいうと、自身で値段をつけて販売できる方法を取り入れている生産者(農業経営者)ほど農産物販売金額が大きくなっています。
そのため花卉においてもEC(通信販売)の活用などが重要となってきています。
こうした背景から、花卉業界では、若年層を中心に新たな需要を開拓するため、サブスクリプションサービスやECなどの取り組みが進められています。
事業を成長させるには戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携・協業が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | D2C Domuz EC オンラインストア 株式会社 植物 花 花卉 観葉植物 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年12月4日、クオリプス株式会社は、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 大阪大学の技術・研究成果をベースに、同種由来iPS細胞由来心筋細胞シートの開発・事業化を目的に設立さ…
2022年11月14日、AMATELUS株式会社は、総額4億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AMATELUSは、自由視点映像・マルチアングル映像の撮影と配信が可能なシステム「S…
2023年1月30日、シソーラス株式会社は、「goodsoil(グッドソイル)」をリリースしたことを発表しました。 「goodsoil」は、地方企業の業務改革や、新規事業創出を支援するための完全クラウ…
2023年6月22日、ユナイテッド株式会社は、Scenario株式会社に出資したことを発表しました。 Scenarioは、キャリア志向の高い求職者とロールモデルとなる従業員がキャリアストーリーを接点に…
2022年2月1日、DAIZ株式会社は、総額30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DAIZは、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造しています。 大豆の発芽という生理現象を応用…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…