注目のスタートアップ

「区分所有オフィス」を主軸に資産形成コンサルティングを行う「ボルテックス」が広島銀行「〈ひろぎん〉サステナビリティ・リンク・ローン」により1.6億円調達

company

2023年2月28日、株式会社ボルテックスは、株式会社広島銀行が提供する「〈ひろぎん〉サステナビリティ・リンク・ローン」により1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ボルテックスは、「区分所有オフィス」を主軸に資産形成コンサルティングを展開しています。

「区分所有オフィス」では、主要都市の商業地にある中規模ビルをフロアごとに分譲するものです。

この「区分所有オフィス」を活用し、顧客の問題解決として新たな不動産戦略を立て、企業価値・事業継続性の向上に貢献しています。

また、2022年1月に「区分所有オフィス」の「VORT」シリーズ20物件について、建築物省エネルギー性能表示制度「BELS認証」を取得し、環境不動産の促進にも取り組んでいます。

今回の資金は、社内のシステム開発に充当します。


企業では、事業を継続していくため、製造工場、倉庫、駐車場、社員寮といった不動産を保有・賃借していることがあります。これをCRE(Corporate Real Estate:企業不動産)といいます。

不動産は保有しているだけで維持費・税金などのランニングコストがかかります。そのため、企業不動産が適切に活用されている場合は問題ありませんが、保有しているから仕方なく利用している、もしくは保有しているのに利用していないという場合には、貸し出して賃料収入を得る、売却する、別の不動産に変更するなど、企業不動産をより効果的に活用することが必要です。

こうした企業の不動産活用において、企業価値の向上という観点から企業不動産を見直し、不動産投資の効果を最大化させる経営戦略のことをCRE戦略といいます。

ボルテックスは、今後もニーズが高いままだと考えられる主要都市の商業地にある中規模ビルを、フロアごとに分譲した「区分所有オフィス」で提供することで、本業とは独立した収益源を企業に提案しています。

企業経営では先を見据えた資金・経営資源の運用・管理が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SDGs オフィス オフィスビル コンサルティング ボルテックス 株式会社 資産形成 資金調達
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

RNAを標的とした創薬研究を行う「リボルナバイオサイエンス」が7.7億円調達
2025年6月25日、株式会社リボルナバイオサイエンスは、総額7億7000万円の資金調達を発表しました。 リボルナバイオサイエンスは、遺伝性希少疾患を対象としたRNAを標的とする低分子医薬品の研究開発…
設計事務所がタッグを組むマッチングサービス「アーキタッグ」などを展開する「青山芸術」が1.2億円調達
2023年10月3日、株式会社青山芸術は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 青山芸術は、設計事務所がタッグを組むサービス「アーキタッグ」、こだわりの家をつくりたい方やデザ…
オンライン型ファクタリングサービス「OLTAクラウドファクタリング」を提供する「OLTA」が25.3億円調達
2023年6月21日、OLTA株式会社は、総額約25億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 OLTAは、オンライン完結型のファクタリングサービス「OLTA(オルタ)」や、「OLTA」…
宿泊施設向け基幹システム「aiPass」運営の「クイッキン」が6,000万円調達
2021年1月29日、クイッキン株式会社は、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 宿泊施設向けの非接触型のチェックイン機能をベースにした基幹システム「aiPass(アイパス)」を…
「CM.com Japan」のメール配信サービス「Emailキャンペーン」にA/BテストとHTMLエディタ機能が追加
2020年9月24日、CM.com Japan株式会社は、9月28日から、「Emailキャンペーン」においてにA/BテストとHTMLエディタを新機能として追加し、提供することを発表しました。 「Ema…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集