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2023年2月6日農業経営者・農業者グループ向け経営管理クラウドサービス「RightARM」を展開する「テラスマイル」が「誠和」と資本提携
2023年2月3日、テラスマイル株式会社は、株式会社誠和と資本提携契約を締結したことを発表しました。
株式会社誠和とは、2022年7月に業務提携契約を締結しています。
テラスマイルは、農業経営者・農業者グループ向けの経営管理クラウドサービス「RightARM(ライトアーム)」、営農指導員・農業普及員向け経営可視化クラウド「RightARM for Extension」を提供しています。
「RightARM」は、営農管理システムや、センサー、農業機械などから得られたデータを一元管理し、グラフ表示などによって経営判断を支援するクラウドサービスです。
誠和は、施設園芸における総合メーカーとして、栽培にもとづく製品開発や、ソリューションの提供、人材育成などさまざま事業を展開しています。
テラスマイルは農業者向けのデータ活用サービスを展開し、誠和の営業拠点を活用してさらなる業務展開を実施します。
今後、両社の協力により栽培、労務、経営の一貫サービスの構築を目指します。
国内の農業は、少子化や後継者不足による人手不足、高齢化による生産性低下、中山間地区が多いことによる過酷な環境、近年の気候変動など、さまざまな課題を抱えています。
この課題を解決するため、農業ではテクノロジーを活用する農業であるスマート農業の取り組みが推進されています。
スマート農業の取り組みは、センサーなどのIoTを駆使した農地のリアルタイム把握・可視化や、ドローンを利用した農薬散布、ドローンや衛星から得られたデータの解析による農作物の生育・病虫害予測など多岐にわたります。
テラスマイルは、農業データを結合・可視化し、経営判断を支援する経営管理クラウドサービス「RightARM」の提供により、スマート農業を活用した儲かる農業の実現に貢献しています。
テラスマイル株式会社のコメント
このニュースを受けまして、テラスマイル株式会社 代表取締役 生駒祐一氏よりコメントが届きました。
・今回の資本提携の目的は何ですか?
農業のデジタル化とデータ活用の加速が目的となります。
弊社は全国ネットワークが浅いため、歴史があり、施設園芸分野のトッププレイヤーである誠和の力を借りました。
誠和としても、ソフトウェアやデータ活用の分野をカバーするために弊社への投資を決定したというのが目的となります。
・今後の展望を教えてください。
農業は平均年齢の比較的高い業界となります。
若い世代の農業者が就農から成長し、雇用が安定した農業経営ができる未来を見据え、3社でサービスを拡充させていきます。
・読者へのメッセージをお願いします。
アグリテックは、立ち上がりまでの時間が長く、苦労されている起業家の方も多くいるかと思います。しかし、国防と社会課題の解決が欠かせない業界でもあります。
是非、チャレンジをして頂けたら幸いです!
テクノロジーの活用はすべての領域において重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。
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