注目のスタートアップ

脱臭装置や堆肥化装置などを開発・販売する「ミライエ」が資金調達

company

2023年2月2日、株式会社ミライエは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、西松建設株式会社です。

ミライエは、堆肥化プラントや、生物脱臭システム、切り返し不要の堆肥化装置「イージージェット」、冬季の堆肥施設を温風でサポートする「ヒーターレス温風器」など、環境機器の開発・販売を行っています。

今回の西松建設からの出資により、共創による「食品廃棄物の再資源化事業」を進めます。


食品製造の過程で発生する生ゴミや家畜の排泄物、下水処理場における汚泥など、有機性廃棄物は継続的に発生します。

有機性廃棄物は時間経過による腐敗があり、長期間の保存ができないという他の産業廃棄物にない特性を持っています。

そのため、有機性廃棄物を排出する企業は適切かつ迅速な処理を行う必要があるほか、近年はより環境負荷の低い処理方法への転換が求められています。

有機性廃棄物の処理方法としては、昔から微生物を利用した分解処理が行われています。

微生物を利用した分解処理は、電気などのエネルギーをあまり使わないため、環境負荷が低い方法でもあり、さらには飼料や堆肥にリサイクルすることも可能であることから、現在積極的な利用が推進されています。

また、近年は肥料価格が高騰しており、国産肥料の利用拡大が推進されていることもあり、堆肥化への注目が高まっています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ブランド 堆肥 株式会社 装置 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

物流フルフィルメントプラットフォームサービスを提供する「オープンロジ」が35.5億円調達
2024年2月5日、株式会社オープンロジは、総額約35億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オープンロジは、物流フルフィルメントプラットフォームサービス「オープンロジ」を提供してい…
デジタルプラットフォーム上のトラブルを法的に解決するサービス「Teuchi for デジプラ」がローンチ
2022年5月2日、ミドルマン株式会社は、「Teuchi for デジプラ」をローンチしたことを発表しました。 また、「Teuchi for デジプラ」は、株式会社タスカジが提供する家事代行マッチング…
取締役会運営の効率化を支援するツール「michibiku」を提供する「ミチビク」が2億円調達
2023年5月17日、ミチビク株式会社は、累計2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ミチビクは、取締役会運営の効率化を支援するツール「michibiku(ミチビク)」を開発・提供しています。…
クラウド物流管理ソリューション「MOVO」と物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy」を展開する「Hacobu」が14.7億円調達
2023年5月23日、株式会社Hacobuは、総額14億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Hacobuは、クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DX…
小型SAR(合成開口レーダー)衛星開発・運用の「QPS研究所」が38.5億円調達
2021年12月9日、株式会社QPS研究所は、総額38億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自開発した小型衛星用の収納式大型軽量アンテナにより、従来のSAR(合成開口レーダー)衛…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集