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デジタルiPS技術により神経難病の早期診断支援・病態予測を目指す「タイムプレ」が7,000万円調達

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2023年2月1日、タイムプレ株式会社は、7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

タイムプレは、デジタル技術と患者iPS細胞を融合させた「デジタルiPS技術」により、神経難病の早期診断支援と病態予測の実現を目指しています。

今回の資金は、デジタルiPS技術の研究開発体制の拡充に充当します。


山中伸弥教授率いる京都大学の研究グループがiPS細胞を発表したのは2006年のことです。

iPS細胞は万能細胞とも呼ばれ、理論上どんな細胞にも分化することができ、再生医療という革新的な医療の可能性を示しています。

iPS細胞の実用化に向けた計画は想定よりも遅れていますが、iPS細胞は再生医療のほかにも、病態解明や創薬に向けた研究などでも応用されています。

タイムプレは、患者iPS細胞とデジタル技術の融合による「デジタルiPS技術」により、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの神経難病の早期診断支援や、アルツハイマー病などの超早期発症予測などの実現を目指しています。

事業のさらなる成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ iPS細胞 ジタルiPS技術 タイムプレ デジタル 医療 技術 早期診断 病態予測 神経難病
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