注目のスタートアップ

自然栽培野菜宅配サービス「VEGIMO」などを展開する「ベジモ」が資金調達

company

2023年1月26日、株式会社ベジモは、資金調達を実施したことを発表しました。

ベジモは、自然栽培野菜の宅配サービス「VEGIMO」や、体調や気分に合わせて植物療法士が監修するパーソナライズされたハーブティが届くサービス「HerbAreYou?」を運営しています。

「VEGIMO」は、自社・提携パートナーの農場で栽培した、農薬・化学肥料・動物性肥料不使用の自然栽培野菜を定期宅配するサービスです。

また、農福連携を推進しており、研究農場を活用して蓄積・分析したノウハウを提携農家や農福連携事業所に技術支援として提供しています。

今回の資金は、事業拡大を目的としたチームづくり、サービスを集約した拠点の整備に充当します。


農林水産省は「平成28年度 食料・農業・農村白書」において、農産物販売金額が大きい販売農家ほど、自営の農産物直売所やインターネットを利用する割合が高く、自ら値段をつけられる方法で販売していると分析しています。

そのため農業において売上を伸ばしていくためには自営の農産物直売所やインターネットの利用が重要であると考えられています。

近年は、EC(インターネット通販)を通じ、生産者から消費者に直接野菜を届ける産地直送型のサービスの人気が高まっています。

さらにコロナ禍ではECで生鮮食品を購入する消費者が増加しているほか、SDGsの推進などもあり、農薬・化学肥料を使用しないオーガニック野菜の需要も高まっています。

ベジモは、農産物の宅配サービス「VEGIMO」により、消費者に自然栽培野菜を届けているほか、農家・農福連携事務所に技術提供を行っていることを特徴としています。

ECはさまざまな領域で新たな販路として大きな存在となっています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方、インターネットを活用した集客ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ HerbAreYou? VEGIMO サブスクリプション パーソナライズ ベジモ 宅配 株式会社 栽培 生産物 産地直送 産直 自然 資金調達 農家 農業 農産物 農福連携 野菜
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

がんリスク検査「マイシグナル」を開発・提供する「Craif」が「豊田合成」「トヨタ紡織」から資金調達
2024年3月5日、Craif株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、豊田合成株式会社と、トヨタ紡織株式会社です。 Craifは、がんリスク検査「マイシグナル」シリーズを開発・提…
NFT導入パッケージ「Spize+」を展開する「テコテック」が地図データ・位置情報ソリューションを展開する「ジオテクノロジーズ」と資本業務提携
2022年9月12日、株式会社テコテックは、ジオテクノロジーズ株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 テコテックは、ブロックチェーン事業や、NFT特化型SaaS「Spize」、NF…
2025年1月25日(土)分 青果物(野菜・果実)の卸売価格速報値
農林水産省は青果物の卸売価格を毎日更新し、ホームページで公表しています。 日別情報については速報性を重視し、取引当日の情報をもとに取りまとめています。 数値は主要卸売市場を合計したものです。表にない品…
SRE特化型コンサルティング事業「Sreake」などを展開する「スリーシェイク」が7.48億円調達
2022年6月7日、株式会社スリーシェイクは、総額7億4,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スリーシェイクは、SRE特化型コンサルティング事業「Sreake(スリーク)」や、セキュリ…
オンライン接客プラットフォーム/チャットボット「BOTCHAN」展開の「wevnal」が6億円調達
2021年9月22日、株式会社wevnalは、総額約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンライン接客プラットフォーム/チャットボット「BOTCHAN」を展開しています。 チャットボットを…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集