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不動産管理SaaS「いえらぶCLOUD」提供の「いえらぶGROUP」と不動産業務特化BPOサービス提供の「らくなげ」が資本業務提携

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2023年1月24日、株式会社いえらぶGROUPは、株式会社らくなげと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

いえらぶGROUPは、不動産管理SaaS「いえらぶCLOUD」、住の総合ポータルサイト「いえらぶ」、業者間流通プラットフォーム「いえらぶBB」を展開しています。

「いえらぶCLOUD」は、不動産会社における、賃貸・売買・管理すべてに対応したオールインワン型の不動産業務支援システムです。

らくなげは、不動産業務特化型BPOサービス「らくなげ」を展開しています。

募集・解約・入力といったさまざまな業務プロセスを、一括して委託できるサービスです。

今回の提携により、「いえらぶCLOUD」を利用する不動産会社は、新規管理受託時のシステムへの入力・更新・解約・募集業務などの業務を「らくなげ」に一括で委託することが可能になります。


人手不足はさまざまな業界で深刻な課題となっています。

国土交通省の「不動産業ビジョン2030」によると、不動産業の就業者の年齢構成は、2015年時点で60歳以上が約5割を占めており、高齢化が進んでいることがわかります。

さらに不動産業は、入職率が低く、離職率も高いことから、新たな人材を採用することが困難になっています。

こうした状況において安定的に経営していくには、DX(デジタルトランスフォーメーション)による業務効率化や、アウトソーシングサービスなどの活用が必要です。

BPO(Business Process Outsourcing)とは、アウトソーシングの一種であり、企業活動における業務プロセスの一部を、業務の企画・設計から実施までを一括で委託するものです。

専門性の高い業務であってもまるごと委託できるということから、近年注目が高まっているサービスのひとつです。

創業期はフットワークの軽い運営が求められるため、ノンコア業務などでアウトソーシングを活用することも重要です。「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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