【3/3開催】「中小企業地域集積のDX化シンポジウム開催」

event

一般財団法人機械システム振興協会が主催する「中小企業地域集積のDX化シンポジウム開催」が開催されます。

機械システム振興協会は、「中小企業地域集積のDX化構想フォーラム」を立ち上げ、新潟県燕市の金属加工企業の集積を事例として、地域の中小企業の集積において、IoT、AI等のデジタル技術を活用することにより、個別の企業の枠を超えた集積として競争力を高める方策を議論し、報告書としてとりまとめました。

このシンポジウムでは、上記フォーラムのとりまとめの要点を共有するとともに、新潟県燕市の金属加工企業の集積をモデルケースとして、中小企業のデジタル化方策について議論します。

特別講演とパネルディスカッションでは、ものづくりの現場における課題解決とビジネスモデル変革の方向性、そのための人材育成のあり方にフォーカスした講演、議論を行います。

テーマ

燕市金属加工企業のデジタル化への取り組みとDX化のあるべき姿

概要

日時:2023年3月3日(金)13:30〜16:30
場所:燕三条地場産業振興センター 7階 マルチメディアホール(新潟県三条市須頃一丁目17番地)
オンライン参加:あり
参加費:無料

経済産業省は、日本企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現できなければ、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性があると指摘しています。

DXとは、デジタル化とデータ活用により、ビジネスモデルや企業そのものを変革させ、競争優位性を確立する取り組みです。

DXはすべての企業にとって重要な取り組みですが、DXに取り組む中小企業が少ないことが課題となっています。

たとえば、中小機構の「中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関する調査(2022年5月)」によると、すでに取り組んでいる中小企業は10%以下、検討している中小企業はおよそ17%、さらに取り組む予定がない中小企業は40%を超えています。

中小企業がDXに取り組むことができないのは、中小企業の予算でも導入できるようなソリューションが少ないこと、導入効果が明確でないこと、DXを推進できる人材が中小企業には乏しいことなどが挙げられます。

ところで、国内には中小企業集積と呼ばれる、自然的に発生した企業の集まりとその地域があります。

集積では、分業・共同受注・共同仕入れなどによって相互に連携し事業活動を行っていることが特徴的です。

もしこの集積において、個別企業の枠を超えたDXが実現できれば、生産・経営の大幅な効率化、集積としての競争力の強化を図ることができるでしょう。

デジタル化は大企業が実施するものだと思っている中小企業は多いのですが、中小企業でも簡単に導入でき、さらに経営を改善してくれる中小企業向けのサービスも多数存在します。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ イベント
関連タグ DX デジタルトランスフォーメーション 中小企業 中小企業地域集積のDX化シンポジウム開 中小企業地域集積のDX化構想フォーラム 中小企業集積 燕市金属加工企業のデジタル化への取り組みとDX化のあるべき姿 集積
詳細はこちら

2023年3月3日『中小企業地域集積のDX化シンポジウム開催』について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳の大久保が解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

イベントの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

データサイエンス事業を展開する「エスタイル」が「日鉄ソリューションズ」と資本業務提携
2022年9月6日、株式会社エスタイルは、日鉄ソリューションズ株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 エスタイルは、データをさまざまな手法で解析し、企業の課題解決のため提案から実装…
B2C事業者のDXを支援する「UPBOND」が資金調達
2021年10月26日、株式会社UPBONDは、資金調達を実施したことを発表しました ノーコードのCRMツール「UPBOND Communication」、CIAMツール「UPBOND Identit…
【東京都】令和6年度「中小企業の外国人従業員に対する研修等支援助成金」
東京都は、2024年度「中小企業の外国人従業員に対する研修等支援助成金」について発表しました。 中小企業における外国人従業員の定着を促進するとともに、ウクライナ避難民の就労を後押しするため、外国人従業…
【3/30開催】オンラインセミナー「中小企業だからこそ、話題の人的資本経営が求められる」
大阪中小企業投資育成株式会社が主催するオンラインセミナー「中小企業だからこそ、話題の人的資本経営が求められる」が開催されます。 中小企業における「人的資本経営」を推進するメリットはなにか、どのような恩…
アトツギと支援機関向け地域別イベント「ACT-Meetup」 全国9か所で開催
2024年10月17日、中小企業庁は、「ACT-Meetup」の開催について発表しました。 このイベントは、アトツギと支援機関向けの地域別イベントです。 「アトツギ甲子園」地域プロデューサーによるトー…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集