注目のスタートアップ

障害者への療育事業と就労支援事業を展開する「Gotoschool」が累計1億円調達

company

2022年12月27日、株式会社Gotoschoolは、累計1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、東京都渋谷区に東京都内2校舎目となる代官山校を開設したことも発表しています。

Gotoschoolは、障害児通所支援事業の運営と、パーソナル運動療育施設の運営を行っています。

運営する運動特化型児童発達支援/放課後等デイサービス「LUMO」では、発達障害児を対象に、独自に開発した運動療育プログラムを提供しています。

このプログラムは、原始反射や副腎疲労といった専門的観点から発達障害児の治療を行っている医師の本間龍介氏が監修しています。

2022年12月現在、東京都港区に1校舎、東京都渋谷区に1校舎、兵庫県西宮市・尼崎市・神戸市に6校舎を展開しています。

来春までに計13校舎の展開を計画しています。

今回の資金は、「LUMO」の出店加速化、就労支援事業「LUMO+」の立上げ推進、IPOに向けた管理体制の強化、障害児通所支援事業者向けSaaSプロダクトへの投資に充当します。

療育(発達支援)とは、障害のある子どもや、その可能性がある子どもに対し、個々人の発達状況や障害の特性に応じて、現在の困難の解決と、将来的な自立・社会参加を目指した支援を行うものです。

近年は、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)といった発達障害に対する理解・認知が進んでおり、ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)という考え方と合わさり、発達障害の受け容れ方が徐々に変化してきています。

政府の取り組みとしては、平成24年には改正児童福祉法が施行され、障害のある未就学児に対し総合的な支援を行う児童発達支援センターが設置されています。

2017年10月時点で、全国には福祉型児童発達支援センターが528か所、医療型児童発達支援センターが99か所設置されています。

また就学児童に対しては、放課後等デイサービスとして、放課後や長期休暇中において、訓練などを継続的に提供する事業所が設置されています(2017年10月時点で全国に約1.1万か所)。

一方、こうした児童発達支援はまだはじまったばかりの取り組みであり、その支援の内容についても細かな分類がされていません。

さらに、支援内容によらず一律の単価の報酬となっており、質の高い発達支援や支援時間の長短によって評価がされる環境が整っておらず、高度な発達支援に積極的に取り組む事業所が増えないことが課題となっています。

Gotoschoolは、公費での支援所運営において、医師が監修した運動療育プログラムの提供を行い、それと同時に、私費でのパーソナルトレーニング・グループレッスンも提供することで、質の高い発達支援を提供しています。

社会課題をビジネスで解決するには多くの困難がつきまといますが、意義のある大きな取り組みです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、さまざまな起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることは、ビジネスの成長につながるはずです。

カテゴリ 有望企業
関連タグ プログラム 就労支援 株式会社 資金調達 障害 障害者
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

eスポーツを活かした英会話教育「eスポーツ英会話」などを展開する「ゲシピ」が6,200万円調達
2022年4月15日、ゲシピ株式会社は、総額約6,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。今回の調達は、2021年6月にクローズしたものです。 ゲシピは、eスポーツを活かした英会話教育「eス…
「Lbose」運営の新規事業開発チーム「ATTEND biz」が「ヒトバデザイン」と共同で働く場所の記録共有サービスをスタート
2021年1月18日、株式会社Lboseは、運営する新規事業開発チーム「ATTEND biz(アテンドビズ)」と、株式会社ヒトバデザインが共同で、「SMART WORK KIT(スマートワークキット)…
保育園向け離乳食・幼児食食材キット「baby’s fun!」を提供する「sketchbook」が資金調達
2022年5月9日、株式会社sketchbookは、資金調達を実施したことを発表しました。 sketchbookは、保育園向け給食支援サービス「baby's fun!(ベビーズファン)」を提供していま…
クリエイターがクリエイターを育てるコラボプラットフォームを開発する「mate」が3,000万円調達
2024年5月21日、mate株式会社は、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 mateは、クリエイターがクリエイターを育てるコラボプラットフォーム「mate」を開発しています。 才…
農業×AIによる農業支援と青果卸売事業展開の「Happy Quality」がCO2直接回収装置を研究開発する「CRRA」と業務提携
2021年6月16日、株式会社Happy Qualityは、CRRA(一般社団法人炭素回収技術研究機構)と業務提携契約を締結したことを発表しました。 Happy Qualityは、ビッグデータ・AI・…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳