注目のスタートアップ

企業が抱えるデジタルリスクを検知・解決するサービスを展開する「エルテス」が「ネクスグループ」と資本業務提携

company

2022年12月26日、株式会社エルテスは、株式会社ネクスグループと、資本業務提携契約を締結することを決議したことを発表しました。

エルテスは、SNSをはじめとしたWeb監視サービス「Webリスクモニタリング」、従業員向けSNSリスク研修「SNSリスク研修」、より正しい情報を上位表示させるSEO施策支援「検索エンジン評判対策」などのデジタルリスク事業や、AIセキュリティ事業、DX推進事業などを展開しています。

DX推進事業においては、「WEB3タウン」である岩手県紫波町と連携し、DAO(分散型自律組織)の構築支援や、メタバース上のシミュレーションを活用したスマートシティ構想など、Web3領域の取り組みを推進しています。

ネクスグループは、メタバース・デジタルコンテンツ事業や、IoTソリューション、暗号資産・ブロックチェーン事業を展開しています。

暗号資産・ブロックチェーン事業においては、GameFi分野で利用されている暗号資産(トークン)「ネクスコイン(NCXC)」の発行や、「NCXC」を利用できるブロックチェーンゲームのプラットフォーム「NCXC GameFi プラットフォーム」を展開しています。

今回の提携により、ネクスグループのブロックチェーン技術やトークンの取引に関する知見を活用し、エルテスのトークンエコノミーに関連するセキュリティサービスの実装を加速させます。

さらに、ネクスグループや関連会社の暗号資産や取引所を活用し、紫波町にて構築予定のDAOにおけるトークンエコノミーの確立を目指します。

暗号資産(仮想通貨)の基盤技術として知られるブロックチェーンを実装した次世代のインターネットのことをWeb3といいます。

ブロックチェーンは、P2P通信、非中央集権型、高い改竄耐性などの特徴を有しています。インターネットの基盤として実装することで、これらの特徴を備えたインターネットを実現できます。

既存のインターネットには、特定の企業が個人情報を独占してしまうといったプライバシーの問題、企業の一存でユーザーの権利がコントロールされてしまうといった権利の問題など複数の問題を抱えています。

Web3はブロックチェーンによってこれら既存のインターネットの問題を解決することを目指しています。

さらにブロックチェーンはセキュリティ的な安全性が高く、何らかの認証・証明としても利用できることから、たとえば不動産においては売買などの取引における手数料・手間の削減を実現するものとして、サプライチェーンにおいては流通の可視化とトレーサビリティの確保などで活用できると考えられています。

またWeb3の世界では、従来型の強い権限をもった管理者が管理する中央集権型の組織ではなく、メンバー全員が平等な立場で運営される透明性の高い組織であるDAO(Decentralized Autonomous Organization:分散型自律組織)が注目されています。

DAO内における取引はすべてブロックチェーンに記録され、誰もがそれを閲覧できるため、組織がどのように運営されているのかが可視化されます。

さらにDAOでは独自トークンが発行され、そのトークンを保有する者は組織の意思決定における投票や運営への提案などを行うことができます。

この仕組みを応用することで、コミュニティに有益な情報・記事を提供した者にトークンという形でインセンティブが与えられたり、メンバーによる共創でひとつのプロジェクトを作り上げたりといった、ある特定の価値観を持った人が集まりやすい自律的なコミュニティを構築することが可能となります。

ブロックチェーンやAIなどの最新技術を活用したプロダクトの開発は時代をリードすることができます。しかしこれらの技術は専門知識を必要とするため、優秀な人材を獲得する必要があります。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DAO SNS Web Web3 ブロックチェーン モニタリング リスク 企業 暗号資産 株式会社 検知 監視 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
家族経営で家族に給料を払うとどうなる?個人事業主・法人の違いと節税方法を徹底解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

手術AI支援システムを開発する「Direava」が資金調達
2025年5月21日、Direava株式会社は、資金調達を発表しました。 Direavaは、AIを活用した手術ナビゲーションシステムを開発しています。 手術における合併症の低減のため、外科医が術中に重…
難発現性タンパク質を大量生産できる生産プラットフォームを展開「KAICO」が資金調達
2020年5月26日、KAICO株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 九州大学のオリジナル・カイコを利用しカイコ・バキュロウイルス発現法により、生医療用研究試薬やワクチン、診断薬などの大…
音声入力とAI要約で診療録を自動作成する「medimo」を手がける「Pleap」が資金調達
2023年12月22日、株式会社Pleapは、資金調達を実施したことを発表しました。 Pleapは、医療機関向けに、診察会話の音声入力とAI要約でSOAP形式のカルテ原稿を自動作成するWebアプリ「m…
太陽光発電開発事業などを展開する「エコスタイル」が「みずほリース」と資本業務提携
2023年3月1日、株式会社エコスタイルは、みずほリース株式会社と、資本業務提携に関する契約を締結したことを発表しました。 エコスタイルは、太陽光発電所用地の収集・開発から、EPC(設計・調達・建設)…
ノーコードでデータ連携を実現する連携アプリストア「SaaStainer」などを提供する「ストラテジット」が資金調達 
2023年8月28日、株式会社ストラテジットは、2023年1月17日付でHEROZ株式会社より、2.5億円の資金枠の調達について基本合意を行い、同時期に1億円の調達を行ったことを発表しました。第2弾と…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳